2015年3月28日の記事

続き

《教務部の仕事》

《家庭教師の先生と信頼関係を築く》

 

私たちは、ご家庭からの様々なご要望を受け、家庭教師を派遣させていただいています。

短期的な派遣の場合もありますが、やはり長期的な派遣の方が多いと言えます。

 

それと同じように、家庭教師の先生とも長期的な関係になってきます。

専任の家庭教師は別として、今春も、約6年間、シニアで頑張ってくれた北大の大学生、

大学院生が卒業と共に家庭教師を終了しました。

中には、20名以上の生徒を指導した家庭教師もいます。

 

その中の何名かの家庭教師が挨拶に来てくれて、いろいろお話をさせてもらいました。

医学部の家庭教師は、これから、小児科のドクターを目指していくので、家庭教師の

経験が活かせると話していました。

教育学部の別な家庭教師は、人に教えることが大好きで、少しづつ生徒が変化していくのが

本当に嬉しかったと話していました。

今春、札幌南高校、江別市の大麻高校に生徒を合格させた法学部の家庭教師は、自分の

培ってきた能力が人のために役に立ち、生徒自身が喜んでくれたのが本当に良かったと

話してくれました。

数年間、苦楽を共にしてきたので、こちらもつい ホロっと来てしましました。

 

教務部としての私たちが、家庭教師を信頼している。

家庭教師の先生も、私たち教務部の者を信頼してくれる。

だからこそ、これだけ長く、これだけ多くの生徒を担当してくれて、

これだけ多くの生徒を合格へ導いてくれたのだと思います。

 

6年間といえば、決して短い期間ではありません。

生徒を指導する上での、いろいろな相談にのりました。

時には、教務部として厳しいことも伝えました。

無理難題をお願いしたこともありました。

やはり、お互いの信頼関係があったからこそ、これだけ長く家庭教師として

頑張ってくれたのだと思います。

 

改めて思うことですが、私たち教務部の仕事として、ご家庭としっかりとした

コミュニケーションを取り信頼関係を構築することはもちろんですが、

それと同じように、家庭教師の先生と良い信頼関係を構築することも、

私たち教務部の本当に大切な仕事であると思っています。

 

札幌家庭教師シニア 教務部

 

2015年3月14日の記事

《教務部の仕事について》

前々回、私たち教務部の仕事にとして、家庭教師の資質、特性を見極めることについて

お話をさせていただきましたが、これ以外にも、私たちはいろいろな仕事をしています。

今回は、私たち教務部の仕事について、少しお話しさせていただきます。

 

まず、何よりも大切なのは、既存の会員の方からのご希望、ご要望に真摯に対応させて

いただき、その後の指導にスピーディーに反映することです。

例えば、

・高校生の指導において、数学メインの指導でスタートしていたが、物理、化学の指導を

 してほしい

・小学生の指導において、基礎的な部分の指導を受けていた生徒が、中学受験を希望し、

 その対策が可能な家庭教師に変更してほしい

・大学生家庭教師が指導を担当していたが、受験生ということで、専任の家庭教師を

 派遣してほしい

・私立中学生の指導において、高校受験がない分中だるみが見受けられるので、

 少し厳しく指導してほしい、宿題もこれからは多めにしてほしい

などなどです。

このようなご家庭から要望を、担当教務がしっかりお聞きし、担当している家庭教師と

打ち合わせを行い、その後の指導にスピーディーに反映していきます。

また、新たに家庭教師の選考、選抜が必要な場合には、ご家庭のご要望に対応できる

家庭教師を慎重に選考していきます。

会員の方の、いろいろななご要望に対応し、しっかりこたえていくことが、私たち

教務部の最も大切な仕事だと考えています。

 

次に、実際に指導を担当している家庭教師からの指導報告を受け、その指導状況を

把握、確認することも、私たち教務部の大切な仕事です。

この指導報告書は、毎回の指導ごとに指導の状況が記入され、4回の指導後に、

ご家庭とシニアの教務部に提出されることになっています。

教務部に提出される指導報告書は、担当教務がチェックするとともに、

口頭で生徒の指導状況を家庭教師に確認します。

何か問題があれば、家庭教師と打ち合わせ行い、必要があれば、

ご家庭と連絡を取ります。

指導のアドバイス、指導方法の修正等を行うこともあります。

これらのことも、私たち教務部の大切な仕事です。

 

家庭教師からの、いろいろな相談を受けることも私たちの大切な仕事です。

生徒を実際に担当している家庭教師は、指導報告書提出時だけではなく、

生徒を指導する上での相談のために来社します。

どのような相談かと言いますと、

・最近、宿題をやらなくなった、

・指導中の集中力が以前よりも下がっている、

・質の良い問題集を教えて欲しい、

・兄弟の指導もお願いされたので、どうすれば効果的な指導ができるか、

・応用問題だと点数が取れないので、効果的な方法は、

・ケアレスニス対策にこんなことをしているが、それで良いのか、

・読解力対策のためには、なにが一番良いのか、

・暗記科目に、最近、伸び悩みが見受けられる、

など、本当にいろいろな相談を受けます。

一般的な方法論を提案することは簡単ですが、私たち教務部として大切な

ことは、その一般的な方法論が、その生徒に真に役立つかを考え、

その生徒に役立つ具体的な方法論を指示し、指導に生かしてもらうことです。

このように、家庭教師から相談を受け、家庭教師の背後にいる生徒の顔お想い浮べ、

生徒の具体的な状況に合ったアドバイス、指示を行うことも、私たち教務部の

大切な仕事だと考えています。

続く

 

札幌家庭教師シニア 教務部

 

 

 

 

 

 

2015年3月12日の記事

《親の子に対する接し方について》

昨日の午後、最後の指導報告とともに就職決定の挨拶に来てくれた家庭教師と1時間ほど

お話をさせていただきました。

この家庭教師は、札幌附属中学出身で、今月、北海道大学大学院修士課程(心理学専攻)

を修了します。

大学1年生の時からシニアの家庭教師として頑張ってくれた家庭教師で、6年間で20名

ほどの生徒を担当しました。

彼女自身はとては優秀ですが、つまずきの多い生徒指導に能力を発揮する家庭教師です。

話の中で、以下のような話をしてくれました。

 

初回指導でご家庭に伺うと、何名かの保護者の方が、

うちの子はやる気が全然なくて・・・・

頭が悪くて大変だと思います・・・

できが悪い子ですが・・・・

というようなお話を生徒の前でするそうです。

 

そこで、この家庭教師は、

指導の後、必ず、

生徒が頑張ったこと、

前よりも向上したこと、

宿題をきちんとやったこと、

などを生徒の前で保護者に説明したそうです。毎回です

 

半年ぐらいすると、保護者の方が、生徒を褒めるとは言わないまでも、

生徒の頑張りを認めるようになってくる。

そのころから、成績も伸びるようになってくる。

このようなことをいろいろ、話してくれました。

 

とても示唆に富んでいるように感じました。

肉親だと、面と向かって褒めるのは難しい。もちろん、すべてがそうではありませんが。

けれども、少なくとも、親が生徒を認めるようになる。

生徒の頑張りを評価するようになる。

このことが、生徒の学習ににとってとても大切なように思います。

 

この家庭教師は、今春から本州の福祉法人でいろいろな生徒を指導するそうです。

シニアで家庭教師として多くの生徒を指導したことが、この道を選択するきっかけに

なったそうです。

大学院での心理学専攻は、とても役にたったとのことでした。

今後の活躍を期待しています。

 

札幌家庭教師シニア 教務部

 

 

2015年3月9日の記事

前回の続き

《家庭教師の特性を見極める》

私たち教務部の人間は、生徒の個別具体的な状況を把握して、その状況に合う家庭教師を

派遣しています。

生徒の状況に合った家庭教師を派遣するには、家庭教師自体の特性を見極めなければいけ

ません。

では、私たちはどのようにして家庭教師の特性を見極めているのか。

今回は、そんなお話をしてみたいと思います。

 

私たちは、1年を通じて多くの家庭教師希望者と面談をしています。

すべて、1対1の個別面談を行っています。集団面談、集団登録は行いません。

 

まず、大切なのは、生徒のために尽力したいという強い志をもっているということです。

このような強い気持ちがないと継続性のある家庭教師の仕事はできません。

 

次に大切なのは、どのような生徒を指導したいのか、つまり、どのような生徒指導に

家庭教師としての最大限の能力を発揮することが出来るのかということです。

履歴書には、家庭教師の志望動機として、いろいろなことが書かれています。

・勉強のノウハウを後輩達に伝えたい

・理数系科目には自信があるので

・兄弟、友人に教えていたので

・すでに生徒指導の経験があるので

等々です。

しかし、このような抽象的なことからは、なにも伝わってきません。

ノウハウを伝えたいのなら、どの科目にどのようなノウハウがあるのか、

理数系科目に自信があるなら、どれぐらいのレベルの生徒に自信があるのか、

理数系以外の科目には対応できないのか、

人に教えた経験があるなら、その生徒の状況、成績の上昇の有無、どんな教えかたをしたか、

等を口頭で確認し、家庭教師としての資質、能力、特性を見極めます。

もちろん、判断事項はこれだけにつきません。

 

生徒の状況としては、

成績上位の生徒もいれば、つまずきの多い生徒もいます。

また、つまずきの多い生徒の中には、自分のわからないところがわからない、

勉強に対しての意欲が喪失しているというような生徒もいます。

したがって、さらに、

勉強で苦労したことの有無、程度、克服の仕方、

性格、部活経験、趣味、特技、進路、なりたい職業、

等について質問し、その資質、特性を判断していきます。

 

家庭教師が、すぐに生徒を担当したいと申し出ても、その特性に合う生徒でない限りは、

家庭教師としての派遣は行いません。

勉強に相当遅れが生じている生徒に、成績上位の生徒指導に能力を発揮を発揮する

家庭教師を派遣しても効果は期待できないからです。

 

私たち教務部の人間は、慎重に家庭教師の資質、特性を見極め、その特性に合う生徒を

担当してもらうからこそ結果に結びついているものと考えています。

 

札幌家庭教師シニア 教務部

 

 

2015年3月6日の記事

《前回の続き》

《生徒の状況に合った指導ができる家庭教師を派遣すること》

〈生徒の性格、個性、習熟度などの生徒の状況を把握〉

私たち教務部の仕事で大切なのは、生徒、保護者の方と面談させていただいて、生徒の

性格、個性、習熟度などの具体的状況をしっかり把握することです。

例えば、具体的成績状況はもちろん、その他、目標、やる気、集中力、勉強習慣、計画

性、継続性、積極性などを分析して把握します。

保護者の方のご意見も大切にします。

保護者の方は、生徒の身近にいるだけあって、良く生徒のこと見ていると感じます。

例えば、

・理解力はあるが、勉強習慣がないため、テスト前にはほとんど忘れている

・わかったつもりになっていて、テストでは点数が取れない

・ちょっと内容を変えた問題だとできない

・好きな科目しかやっていない

・すぐにあきらめてしまう

・つめがあまい

などなどです。

これらの保護者の方のご意見は、私たちが効果的な対策を検討する上で、本当に参考にな

ります。

このように、生徒の具体的な状況を把握することが大切です。

 

《家庭教師の特性を見極める》

生徒の具体的な状況を把握するのと同じように、一人一人の家庭教師の特性を把握し見極

めることが大切です。どういうことかというと、どのような生徒を担当すれば、その家庭

教師の能力が最大限発揮できるかということです。

生徒の成績状況だけに絞って考えてみると、

・上位の成績状況の生徒に対して、最大限の能力を発揮する家庭教師

・つまずきが多く勉強に遅れがある生徒に対して、最大限の能力を発揮する家庭教師

・真ん中くらいの生徒の成績アップに最大限の能力を発揮する家庭教師

などです。

また、家庭教師の性格、個性として、

・やさしいタイプ

・厳しめのタイプ

・褒め方の工夫が上手い

・コミュニケーション能力が高い

・穏やかな雰囲気

などです。

これらのことを、私たち教務部の人間がしっかり見極めることが大切です。

 

《マッチングが上手くいく 相性が合う》

生徒の個別具体的な状況を把握するとともに、家庭教師の特性を見極め派遣するする

こと、いわゆる、マッチングが上手くいくこと、これが、相性が合うということです。

例えば、成績上位の生徒に、つまずきの多い生徒に最大限の能力を発揮する家庭教師を

派遣しても上手くいきません。

やさしく教えて欲しい生徒に、厳しめのタイプの家庭教師を派遣しても上手くいきません。

マッチングが上手くいくことが何より大切です。

マッチングが上手くいくということは、生徒と家庭教師との相性が合うということで、

従って、成績が伸びるということです。

家庭教師の特性を見極めることは、私たち教務部の仕事の核心的な部分と言っても過言

ではありません。

 

札幌家庭教師シニア 教務部

 

 

 

 

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