2015年3月12日の記事

《親の子に対する接し方について》

昨日の午後、最後の指導報告とともに就職決定の挨拶に来てくれた家庭教師と1時間ほど

お話をさせていただきました。

この家庭教師は、札幌附属中学出身で、今月、北海道大学大学院修士課程(心理学専攻)

を修了します。

大学1年生の時からシニアの家庭教師として頑張ってくれた家庭教師で、6年間で20名

ほどの生徒を担当しました。

彼女自身はとては優秀ですが、つまずきの多い生徒指導に能力を発揮する家庭教師です。

話の中で、以下のような話をしてくれました。

 

初回指導でご家庭に伺うと、何名かの保護者の方が、

うちの子はやる気が全然なくて・・・・

頭が悪くて大変だと思います・・・

できが悪い子ですが・・・・

というようなお話を生徒の前でするそうです。

 

そこで、この家庭教師は、

指導の後、必ず、

生徒が頑張ったこと、

前よりも向上したこと、

宿題をきちんとやったこと、

などを生徒の前で保護者に説明したそうです。毎回です

 

半年ぐらいすると、保護者の方が、生徒を褒めるとは言わないまでも、

生徒の頑張りを認めるようになってくる。

そのころから、成績も伸びるようになってくる。

このようなことをいろいろ、話してくれました。

 

とても示唆に富んでいるように感じました。

肉親だと、面と向かって褒めるのは難しい。もちろん、すべてがそうではありませんが。

けれども、少なくとも、親が生徒を認めるようになる。

生徒の頑張りを評価するようになる。

このことが、生徒の学習ににとってとても大切なように思います。

 

この家庭教師は、今春から本州の福祉法人でいろいろな生徒を指導するそうです。

シニアで家庭教師として多くの生徒を指導したことが、この道を選択するきっかけに

なったそうです。

大学院での心理学専攻は、とても役にたったとのことでした。

今後の活躍を期待しています。

 

札幌家庭教師シニア 教務部

 

 

お問い合わせ・資料請求

札幌家庭教師シニアは、小学生中学生高校生大学生社会人の方を対象に、札幌市、札幌市近郊の家庭教師派遣会社として、札幌市内を中心に、札幌市、北広島市、恵庭市、千歳市、石狩市、当別町、江別市、岩見沢市、小樽市方面に家庭教師を派遣させていただいております。

    » 札幌家庭教師シニア 親の子供に対する接し方 家庭教師との会話で|札幌家庭教師シニア - 札幌家庭教師派遣センター