大学入試に向けてのお役立ち情報
成績UPのヒント 英語

英語長文読解へのヒント
英語の長文読解のヒントだけではなく、英語の学び方についても、やさしく丁寧に触れられています。
高校生の方だけではなく、中学生の方にも参考になると思います。

著者
家庭教師シニアで数名の生徒を指導中の、北海道大学大学院、農学院修士2年のS家庭教師(講師)。生徒からの信頼の厚い女性家庭教師です。
内容
英語の長文読解のヒントだけではなく、英語の学び方についても、やさしく丁寧に触れられています。高校生の方だけではなく、中学生の方にも参考になると思います。

はじめに

大学入試・高校入試をはじめとした各種入学試験において英語の長文読解は必ず出題され、その配点の割合も高くなっています。また、入試を終えた後も、英語の文献や資料を読んだりする機会があるかもしれません。「英語で長文が難なく読める」ということが、学問やビジネスを行う上で非常に重要になっています。

今回は「英語で長文を難なく読める」ためにはどう勉強したら良いのかということをテーマに、皆さんのヒントになるような勉強法などをご紹介したいと思います。中学生、高校生の皆様はもちろん、大学生、大学院生、社会人の方で英語を磨きたい方にも読んでいただけるような内容を心がけました。

「基本編」では、英語長文を難なく読むにあたって大切だと考えていることについて述べました。それを踏まえた詳しい勉強法は、「実践編」に書いてあります。受験勉強に向けた参考書・問題集から楽しく読める洋書まで、おすすめの書籍なども紹介していますので、皆さんの参考になったら嬉しく思います。

筆者は、北大の理系大学院生で、英文学科でもなければ留学経験もございません。しかし、学部時代は大学の英語サークルに所属し、学生英語スピーチ大会の全国大会入賞経験がある他、英検準1級とTOEIC 835点を取得しています。詳しい経歴は「わたしの履歴書」をご参照ください。


簡単に筆者紹介

現在の所属:北海道大学大学院 農学院 生物資源科学専攻 修士2年
経歴:神奈川県公立中学校→東京都私立国際基督教大学高校(ICU高校、一般入試枠)→河合塾で1年浪人→北海道大学→北海道大学大学院
大学では英語研究会(ESS)というサークルに所属していました。
詳しい経歴は「わたしの履歴書」をご覧下さい。

英語できるの?

なんとも言えません(笑)
英語スピーチ大会で入賞したり、一人で外国に行ったりしているので「英語ができない」と言ったらウソになりますね。しかし留学経験者や帰国子女と比べたら全然英語はできません。TOEICは835点ですが、これを高いと考える人も低いと考える人も両方います。人それぞれ感じ方が違うので、英語ができるかどうかの判断はあなたにおまかせします。

基本編:英語長文を難なく読むのに必要なことは?

わたしはよく以下の3つを長文を読むのに重要であると話しています。

  • 文の構造を理解すること
  • より多くの英単語を知っていること
  • 文章の背景知識を多く持っていること

文の構造を理解すること

よく「単語を覚えていれば長文は読める」とおっしゃる方がいらっしゃいますが、それは正しくもあり、誤りでもあるとわたしは考えています。もちろん、たくさん単語を知っていれば読解には有利であることは間違いありませんが、単語さえ知っていればそれで十分なのでしょうか?

答えを先に述べてしまうと、単語さえわかれば良いというのは、中学校前半までだと思います。中学校前半までは、単語を一語一語訳して並べ変えればなんとなく意味が分かる程度の文しか出てきませんが、後半になるにつれて(特にif節、when節や関係代名詞の後から)文章が複雑になってきて、単語だけではなく「文の構造」を理解しなければ文章が読めなくなってきます。

従って、英語長文を理解するときは、まずは文の構造を理解することが大切だとわたしは考えています。文の構造とは主語、動詞、目的語、節、句をいいます。特に大切なのが主語+動詞+目的語です。この3つは肯定文ではこのような順序で並んでおり、主語は「~が」、目的語は「~を」、動詞は「~する」という意味を表します。I love youなどの3つしか単語が並んでいない文なら、すぐにIが主語、loveが動詞、youが目的語とわかるのですが、学年が上がるにつれて文章が長くなり、文章が長くなると主語、動詞、目的語が見つけづらくなります。このことが、英語長文を難しく感じる理由の一つ思われます。ですから、文の構造を理解することが非常に重要なのです。

わたしの授業では主語、動詞、目的語、節、句、準動詞の6つの記号を使って解説を行っています。

主語、動詞、目的語、節、句、準動詞の6つの記号

(この記号は予備校時代の英語の先生が使われていたものです。)

文の構造の大切さを実感する問題を一つ紹介します。
最近シニアで受け持ちの高校3年生の生徒さんと行っている長文読解問題集に、次の英文を和訳せよという問題がありました。

As patterns of communication change, so do the communities with which we identify.

(河合出版 「やっておきたい英語長文500」より)

難しい単語は、強いて言えばcommunities(共同体)とidentify(~と一体化する)でしょうか。他の単語は中学3年生以上であれば一度は習っていると思います。みなさんはどう訳しますか?

ちなみに、受け持ちの生徒さんはこの問題を自力で解いてくることができませんでした。なぜ解けなかったのかというと、決して単語がわからなかったのではありません。どれが主語で、どれが動詞なのかがわからなくて、訳せなかったということでした。

例に出した問題の文の構造は次のようになります。

As patterns of communication change, so do the communities with which we identify.

訳の例:コミュニケーションのパターンが変化するにつれて、我々が一体となっている共同体もまた変化する。

より多くの英単語を知っていること

文の構造の大切さを第一に訴えつつ、次に大切なのはやはり語彙力です。

中学生のみなさんは、学校の授業を大切にして、教科書に出てくる単語は確実にマスターして欲しいです。ただ、3年間の新出単語すべてを、教科書だけを頼りに復習するのは得策とは思えません。そんな時に役に立つのが単語帳だと思います。単語帳をうまく活用して、教科書に載っているレベルの単語を押さえておけば、十分です。

大学受験を目指す方は書店で売られているような単語帳は1冊はやっていただきたいと思います。単語帳の活用については実践編で述べます。しかしながら、特に大学受験を目指す皆さんには次のことを肝に銘じていただきたいとも思っています。それは「自分の知らない単語は必ず入試で登場する」ということです。たとえ単語帳をパーフェクトに覚えたとしても、知らない単語は必ず登場します。そのとき、どうするか?実はここが大切だとわたしは考えています。

ここで大事になってくるのが、文脈から単語の意味を推測しながら読むと読み方です。実は大学入試センター試験が、そのような問題を出題しています。近年のセンター試験の第3問では、受験生が知らなさそうな単語に下線が引かれて、「この単語の意味と同じ単語を以下の4つから選びなさい」といった趣旨の問題が出題されています。この問題は、受験生がその単語を知っているかどうかを試しているのではなく、文脈などから単語の意味を推測する能力を試しています。

推測するにあたりヒントになるのは文脈だけではありません。その単語の品詞(動詞なのか名詞なのか等)や文の構造(主語なのか目的語なのか等)も重要なヒントです。また、接頭辞や接尾辞も意味を推測するのに非常に役に立ちます。たとえばunbelievableという単語は、un-believe-ableと分解することができ、unは否定、believeは信じる、ableは~できるという意味ですから、これらを全部足しあわせて、「信じられない」という意味になります。

また、意外と日本語になっている英語というのも数多く存在します。身の回りにあるものでカタカナのものは英語が由来の単語かもしれません。先ほどの英文でも、パターン、コミュニケーション、コミュニティ、アイデンティティーなどは日本語でも同じ意味で使います。(ときどき日本語と英語で全く別の意味になることがありますから注意は必要ですが・・・)

文章の背景知識を多く持っていること

ただ英文を読むのと、背景知識を持って英文を読むのとでは理解に雲泥の差が生じます。特に大学入試ではさまざまなテーマの文章が出題されていますから、日頃から様々なテーマについてアンテナを張っておくと良いでしょう。

実践編:英語長文対策の勉強法

文の構造分析

大学受験生であれば300語前後の文章を10問だけで良いので、全文を構造分析してみましょう。ノートに文章を書き写して、全ての文に主語、動詞、目的語、節、句の記号をつけていきます。受験の半年前くらいまでには構文分析がきちんとできるように練習を積んでおきたいところです。そして知らない単語が出てきても、最初はまず辞書を見ずに意味を推測するように心がけて見てください。辞書を見るのはそれからで良いと思います。

中学生では、長文問題が出てきたら全文を構文分析することをおすすめします。

おすすめの長文問題集

大学受験
  • 河合出版「やっておきたい英語長文」シリーズ
  • 河合出版「1日○分の英語長文」シリーズ

いずれも問題にクセがないので国公私立どの大学の受験でも役に立ちます。また、難易度別になっているので、自分にあったレベルから始めることができます。これらの問題集を丁寧に1冊構文分析すれば、文の構造を把握する力がつくと思います。

高校受験
  • 富士教育 「英語長文はこう解く」
  • 受験研究社「トレーニングノート 英語長文」

中学生向けの長文読解に特化した本自体が少ないのですが、全訳のついているものが良いかと思います。英語長文はこう解くでは、文章の構造を解説しているページがあります。トレーニングノートは標準と発展の2レベルがあるので自分にあったレベルを選ぶことができます。また、英検の問題集もおすすめします。

おまけ~高校受験

わたしが高校受験のときに通っていた塾の先生が書いた本が書店で売られていました。文法の本質から詳しく解説されている良書です。どのようなレベルの方にも、参考書としておすすめします。高校生でも、英語の苦手な方にはおすすめです。

  • 文英堂 「塾で教える高校入試 塾技63 英語」山本亮二著

構文分析の実際

まずは簡単な文からやってみましょう。

I usually play tennis every Sunday.

主語はI, 動詞はplay、目的語はtennisですから、これらにまず印をつけましょう。usuallyとevery Sundayは副詞句とみなして( )をつけます。

助動詞や受動態はすべて動詞の一部とみなします。

You don’t have to read this book.

that節、副詞節、関係代名詞節には[ ]をつけて、その中でさらに主語・動詞・目的語に印をつけます。
不定詞・分詞は準動詞とみなして点線を引きます。

I didn’t know that he wanted to be a doctor in the future.

I was shocked when I heard the news that he passed away who had helped me.

全ての文をひとつひとつ読み解いていくのは大変な作業かもしれませんが、10題こなせば必ず力はつくと思います。地道に頑張ってみてください。

洋書にチャレンジ

受験まで時間があるなら、洋書を1冊手に取ってみましょう。

おすすめは、penguin readersのシリーズです。レベル別に様々なジャンルの読み物が揃っています。中学2年生以上であればチャレンジ可能だと思いますので、お気に入りの一冊を読んでみてください。札幌駅西口の紀伊國屋書店の洋書コーナーにたくさんあります。価格も1冊1000円しませんので、気軽にチャレンジできると思います。辞書を使いながらでも良いので、ストーリーを楽しみながら英語力を伸ばしましょう。

洋書を1冊読破してしまえば、それ以上長い文章は入試では出てきませんから、文章の長さでビビることはありません。

単語帳の活用

単語帳は受験の1年以上前から毎日少しずつコツコツと進めることで初めて効果が現れると考えています。半年前から新しいものをやり始めても身につきません。

おすすめの単語帳

大学受験
  • Z会出版 「速読英単語」

この単語帳は単語だけが羅列しているのではなく、文章の中で単語を覚えていくことに主眼を置いています。また、速読英単語は必修編と上級編の2冊が出ていますが、必修編だけを押さえておけばほとんどの大学入試に対応できます。旧帝大や早慶などの大学を受験される場合は上級編もこなしておくと良いと思います。
使い方としては、1日1ページを毎日行い、何度も何度も繰り返して1冊をパーフェクトに近づける方法が良いと思います。

高校受験
  • 旺文社「でる順ターゲット中学英単語1800」

この単語帳は1800の英単語を高校入試ででる順に並べてあります。北海道の高校入試であれば、レベル3の単語まで押さえておけば良いと思います。また裁量問題やハイレベルな問題に対応するにはレベル4まで押さえておけば良いでしょう。
使い方としては、1日1ページなど分量を決めて、知らない単語や書けない単語は練習すると良いと思います。練習用ノートも発売されています。

最近は、中学版の速読英単語も出ているようです。文章の中で単語を覚えていきたい方にはおすすめします。

リスニングのすすめ

よく英語の長文を読んでいると時間が足りなくなる、速読をするにはどうしたらよいかという悩みを聞きます。わたしの意見としては、「速読」する必要はなく、英語を英語の語順のままで理解できれば制限時間内に問題は解けると考えています。では、英語を英語の語順のままで理解できるようになるにはどうしたらいいのでしょうか。
一つの方法として、英語の音声を聞くことが役立つとわたしは考えています。それは、聞いて理解できる英文は、文章で書かれていても理解できることが多いからです。逆に、文章に書いてある英文は理解できても、同じ内容を音声にされると途端に理解できなくなる場合があります。それはなぜでしょう。
様々な理由が考えられますが、一番の理由は英語の語順にあると思います。日本語では動詞が最後に来ますが、英語では主語の次に動詞です。これを頭の中でいちいち日本語に訳していては、全体の内容を掴むことはできません。
英語の語順に慣れるという意味では、音声を聞くことが一番良い練習になると考えています。英語の語順に慣れてしまえば、長文読解においても頭の中で和訳することなく読むことができるようになります。そうすれば、長文読解にかかる時間は短くなっていくでしょう。

おすすめの単語帳

高校受験・大学受験共通
  • NHKラジオ講座

NHKのラジオ講座はレベル別になっており、自分にあったレベルから始めることができます。1日15分から20分の番組を毎日聞くことによって、確実に英語力が上がります。内容もバラエティに富んでおり、飽きることはありません。テキストとCDが書店で発売されています。
使い方としては、もちろんテキストを見ながらラジオ番組を聴くのが正攻法です。しかし、わたしの使い方は、自分のレベルより1段階低い番組をテキストなしで聴くという方法です。これが意外と難しいのですが、テキストなしで理解できるようになれれば、英語の語順にも相当慣れてきていると考えて良いと思います。

おまけ

母校宣伝になってしまいますが、わたしの母校ICU高校では3年生の英語科選択授業にradioという授業があります。この授業では、生徒自らラジオ番組を企画し、収録してpodcastで放送するということをしています。podcastですからインターネットがあれば誰でも放送を聞くことができます。日本の高校生が話す英語ですが、上手に話す生徒がたくさんいるので十分リスニング練習になりますし、高校生目線の番組内容ですから聞いていてとても楽しめます。興味のある方は是非一度聞いてみてください。

http//:www.the-eye-icuhs.blogpost.jp

わたしの履歴書

小学校時代

小学校4年生のときに母から勧められてNHKラジオ講座基礎英語1を聴き始めました。これが私と英語の最初の出会いです。この番組をきっかけに英語が好きになり、基礎英語は中学3年まで聴き続けました。
小学校6年生のときに、学校のクラブ活動で英語クラブに入り、そこで英語の発音や英語圏の文化を教わりました。
小学生のころは、4年生の途中からバスケのクラブチームに入り、6年生のころはキャプテンをしていました。バスケばかりやっていましたが、毎朝基礎英語を聞くのが非常に楽しみでした。

中学校時代

基礎英語は継続して聞いていましたが、中1の段階で基礎英語2を、中2の段階で基礎英語3を聞いていました。
中学1年の時点で英検3級を、中学2年の時点で英検準2級を取得しました。
中学3年のときに市内の中学生による英語スピーチ大会で2位入賞を果たしました。
このころ英語の歌を聴くのが好きで、ビートルズやカーペンターズを聴きまくっていました。歌詞も丸暗記に近いレベルでした。
英語以外では社会科が好きでした。苦手科目は数学でした。部活はバスケ部に所属し、夏の引退まで続けました。
中3の部活引退後から塾に通って受験勉強に励みました。(そのとき同じクラスだった友達とは、今でも付き合いがあります!)
中3で進路を考える頃には、英語を学ぼうというよりは、英語で何か違うことをしたいと考えるようになっていました。そのことがICU高校を選ぶきっかけになりました。

高校時代

ICU高校は3分の2の生徒が帰国子女というちょっと変わった学校でしたので、英数国はレベル別の授業でした(全日制普通科の日本の高校です。インターナショナルスクール等ではありません)。わたしは、英語は当然最下位のクラスでした。このことが、英語以外の何か違うことを見つけるのに良い環境だったと思っています。
ICU高校の英語の授業は、2年生まで基本的に日本人の先生のクラスと外国人の先生のクラスの2種類の授業が両方必修でした。3年生では日本人の先生のクラスが必修で、選択科目として様々な科目が開講されていました(radioのクラスや、SATやTOEFL向けのクラスなどです)。わたしのいたクラス(level4)の授業の内容をここに紹介したいと思います。
1年生では、外国人の先生のクラスでは会話の練習をしつつ、英語の文の成り立ちを学んで文章を書く練習をしました。日本人の先生のクラスでは、ハリーポッターを1年間かけて読みました。このことで、多少長い英文も読めるようになりました。
2年生では、外国人の先生のクラスではディスカッションなどを通して会話の練習もしつつ、エッセイを書いたり、物語を読んだりしました。また最後の学期には、リサーチペーパー(論文のようなもの)を書きました。わたしのリサーチペーパーは、世界遺産知床の自然とその問題点について論じたものでした。日本人の先生の授業では英文法を学びました。また2年生のときに英検2級を取得しました。
実は3年生のとき、わたしは病気をしてしまい、学校にはほとんど通えませんでした。なので授業で何をやったのかよく覚えていません。受験向けの授業だったように思います。
進路は、なんとなく1年生で理系を選びましたが、2年生になって環境問題に興味を持つようになり農学部に行きたいと思うようになりました。しかし3年生で病気になってしまってほとんど勉強できず、大学受験は失敗し、浪人することになりました。

浪人時代

河合塾で1年間浪人生活を送りました。国公立理系のクラスにいました。
ただ最初の頃は、毎日予備校に通えるほど元気ではありませんでしたが、自分のペースで勉強を積み重ねていきました。後半ではほぼ毎日授業に出られるようになってきて、勉強のペースも上がりました。
英語の先生方の中では、栗林徹先生という方の授業が非常にわかりやすく、熱心に聞きました。栗林先生は東大クラスなどの上位クラスを受け持つことが多い先生でしたが、先生が使われていた構文の記号を、わたしは今生徒さんに英語を教えるときに使わせて頂いています。
一年間の浪人生活の末、第一志望の北大農学部に進学することができました。

大学入学から現在

大学の学部時代では英語研究会(ESS)というサークルに所属し、主に英語スピーチを書いて大会に出るという活動をしていました。学部2年の時には全国大会の出場と入賞も経験しました。 学部3年のときには、札幌市のスピーチ大会で優勝して、姉妹都市のアメリカオレゴン州ポートランド市に親善使節として派遣されました。 ESSを通じて仲良くなった外国人留学生や外国人の先生、全国のESS仲間がたくさんいます。 大学3年の時に英検準1級を、大学4年の時ににTOEIC835点を取得しました。 現在は大学院で、植物に感染するウイルスについて学んでいます。英語は、学術論文を読むときに必須です。

大学院修了後の予定

修了後は道外の公的研究機関の職員に採用予定です。英語とは無縁だと面接で言われました(笑) それでも英語の勉強は続けていきたいと思っています。

おわりに

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。この文章が皆様の英語学習などにすこしでも役に立てば、それ以上の喜びはありません。英語の長文読解は長期にわたる努力が必要ですが、コツを押さえて努力すればその分確実に力がつくところでもあると思います。そして語学ができるとその分視野が広がっていきます。
わたしの英語力もまだまだ発展途上だと思っています。英語を楽しみながら、諦めずにおたがい頑張りましょう。

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