私立中学入学予定の小学6年生対象の中学入学準備指導
私立中学合格、おめでとうございます。
中学受験は、生徒自身の頑張りもありますが、どうしても、保護者の方の協力が必要で、本当に大変だったと思います。
シニアで中学受験対策をされた保護者の方も、毎日が心配・不安で大変だったようです。
そんな中で見事合格したわけですから、本当に嬉しい気持ちでいっぱいだと思います。
札幌市内近郊の私立中学の特色
それぞれの私立中学によって少なからず違いはありますが、一言で言えば、授業の進み方が早いということです。
数学に関して言えば、ある私立中学では、中学2年生の早い段階で、一般の高校生が学習する分野に突入して行きます。
授業の進み方が早いということは、それだけで学ぶべきことが多くなるということです。
定期テストの範囲も広くなり、定期テストの他、小テストが頻繁に実施される私立中学もあります。
一旦授業から遅れ出すと、本当に大変というのが、私立中学の特色です。
私立中学入学までにすべきこと
やはり、私立に合格したわけですから、一定の学力は身につけているはずです。
一定レベルの環境で切磋琢磨できるのは、とても良いことです。
まず大切なのは、入学までに、今一度、勉強の正しいやり方を身につけているか再確認しておくことです。
私立中学に合格した以上、一定の勉強のやり方は身につけているはずですが、それが、入学後も通用する正しい勉強のやり方なのかをきちんと見定めて、身につけておく必要があります。
正しい勉強のやり方のついては、前々回の「お知らせ」を参照してください。
次に、勉強習慣の確立です。
一定の勉強習慣はついているはずですが、それにムラがあるようでは、順調に成績を伸ばしていくことは難しくなります。
合格した中学校からの課題も出ていると思いますので、それをこなしながら、しっかりとした勉強習慣を確立しておくことが大事です。
余力があれば、中学1年生の最初のところぐらいは、予習をしておくと良いと思います。
さらに、これからの6年間をどのように取り組んでいくかの心構も、しっかりしておくべきです。
6年間という長丁場です。
どうしても伸び悩んだり、なかなか結果に結びつかない時期も生じてきます。
そんな時でも頑張れるのは、私立中学に入学した時の目的、初心です。
将来、北大に行きたい、農学部へ行きたい、医学部を目指したい、弁護士になりたいなどの目的のために私立中学に入学したはずです。
その目的を、この時期に再確認して、ブランンクに陥った時も、しっかり思い起こせるようにしておくべきだと思います。
そうすれば、どんな時でも頑張っていけるはずです。
以上のことを、是非、入学までに実施してほしいと思います。
最後に
みなさんが大学入試の頃には、新しい大学入試制度が実施されることになります。
今以上に、思考力・応用力・記述力が問われることになってきます。
今年度の北海道大学の理系二次試験を受験した生徒によれば、物理の難易度が、とても
高かったとのことです。
これも、大学入試制度の改革を見据えた傾向かもしれません。
量ばかりの勉強ではなく、質を重視した勉強に少しずつ転換する必要性も生じてきます。
また、勉強にはメリハリが、とても大切です。
勉強だけでなく、いろいろなことを吸収しながら、メリハリをつけて勉強し、6年後には、
当初の目標を達成してほしいと思います。
入学まで、たくさんの時間はありませんが、シニアの家庭教師が、入学後を見据えた対策を
実施します。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
シニアで活躍中の中高一貫校出身の北大医学部生の取り組み方も参照してください。
札幌 家庭教師シニア 教務部