小学生・中学生 家庭教師ブログ

入試へ① 国語:漢字や熟語、実用文

(カテゴリ:中学生家庭教師指導現場からのメッセージ

公立学校の夏休みも、もうじき終わりを迎えます。

3年生の皆さんは自分の進路を決定し、その対策に動き出す時期がやってきます。

多くの方々が通る「受験」という関門。

今回は受験科目の一つ、国語における漢字・熟語、そして実用文について、お節介ながら、勉強方法のアドバイスをしたいと思います。

 

漢字や熟語は多様な知識が問われる

国語では漢字の読み書きが出題されます。

読みのレベルは中1~中3程度、書きのレベルは小学校5、6年程度です。

 

また、熟語の読み(湯桶読み・重箱読み)も出題されることが多いです。

教科書レベルの知識で構いませんが、問題に慣れておく必要はあります。

短時間でも良いので、毎日練習しましょう。

 

熟語に関しては四字熟語についても対策が必要です。

知識として吸収しておくのはもちろん、漢字で書けるようにしておかなければなりません。

 

漢字検定3級のテキストを参考書にして練習すると、書き取りから熟語の知識までの練習ができます!

 

実用文は敬語、そして主述の関係がキー

実用文では敬語を正しく使えるかどうかが大切になります。

敬語には大きく分けて尊敬語、謙譲語、丁寧語、美化語がありますが、特に問題に出されるのは尊敬語と謙譲語でしょう。

ポイントは以下の通り。

尊敬語→目上の人の動作をきれいに表現する。

謙譲語→自分の動作をきれいに表現する。

「誰が」その動作をしているのかを正しく判断できれば、そこまで難しくはありません。

また、普段からできるだけ敬語を意識する機会を増やしておきましょう。

先生たちに話すとき、知らない人と話すとき、テレビやネットを見るとき……などなど。

 

一方で、グラフ・インタビュー内容・その結果を踏まえたポスターなど、3つの文章から情報を取捨選択して答える大問が出されます。

(気になる人はインターネットで過去問検索をしてみてください)

 

ポイントとなるのは、「誰が(なにが)」「どうした(どうだ)」という主語と述語の関係をつかめるかどうかです。

 

では、主語と述語の関係をすぐにつかめるようになるためには何をすると良いのか?

 

それは、要約問題に取り組むことです。

 

要約するということは、修飾部分を極力除き、主語と述語を中心とした文を作るということです。

1日2問やるだけでも効果があります。ぜひ取り組んでみてください!

ネット上に要約の問題もあります。テキストが欲しい場合は、先生に相談してみましょう!

 

 

皆さんの勉強が実りあるものとなりますように……!

次の記事→「入試へ② 国語:記述問題について

 

 

札幌 家庭教師シニア 教務部 S村