(カテゴリ:中学生家庭教師指導現場からのメッセージ )
みなさん、閲覧ありがとうございます! 教務部S村です。
前回、「入試へ⑥ 社会:地理の勉強法・後編」というタイトルで、社会の地理用語や地形図についてアドバイスを行いました。
今回と次回は歴史についての勉強法アドバイス!
前編となる今回のキーワードは「年表」です。
流れをつかむためにも、年表を使って勉強すべし
皆さんは「年表」を使った勉強をしていますか?
教科書・資料集には必ずついています。
……自己学習で使ったことがない?
……開いたこともない?
もったいない!
歴史の問題を解くためには、語句を覚えているだけでは得点できません。
というのも、社会の問題に多いのが完全解答を求めるものであるからです。
「せっかく語句は答えられたのに、もう片方の問題が答えられなくて点数を落とした…」という方、多いんじゃないでしょうか。
完全解答型の問題では、片方で語句を尋ね、もう片方では歴史の流れに関する、というパターンが特に多いです。
そうした問題に答えるためには、年表を使った学習がたいへん効果的です。
年表を使うことのメリット
年表は次のことを一度に確認することができます。
①年
②日本の時代区分
③海外の時代区分(特に中国・朝鮮半島の歴史)
④日本での出来事
⑤海外での出来事
例えば、年代を基準にして考えると、1700年代には、日本ではこの出来事、外国ではこの出来事が起こっていた、というのがすぐわかります。
ノートにまとめていけば、頻出の「このころの出来事として適当なものを選びなさい」という問題に対応することができます。
また、出来事がいつ起こったかをすぐに目で判断できるので、毎日読書するように目を通すだけで、並び替え問題に対応する力が上がります。
語句を覚えるのと並行して、年表を使った学習を行い、歴史の流れを尋ねる問題をクリアできるようになってほしいと思います。
次回となる後編では、特に出題されやすい近現代史の学習法をアドバイスします!
札幌 家庭教師シニア 教務部 S村