(カテゴリ:中学生家庭教師指導現場からのメッセージ )
閲覧ありがとうございます! 専任講師のS村です。
新年度が始まりました!
新しい環境の中、勉強に部活、そのほか様々な行事が目白押し!
特に新中3生は受験が控えています。皆さんが「令和最初の受験生」となるわけですね。
本日は、1学期間の勉強について、学年別にアドバイスしたいと思います。
どの学年も共通してやるべき3つのこと!
学年別のアドバイスに入る前に、どの学年でも共通してやってほしいことを示しておきましょう。
①何よりも授業を大事にする!
評価・評定というものがあります。受験の際の志望校、そしてその合否につながるものですが、授業を大切にしていない(=授業態度が良くない)と、評価・評定が下がってしまいます。
また、授業の内容や先生の発言を逃すと、小テストや期末テストで失敗してしまう確率が跳ね上がります。
学校が作るテストは教科担任の先生が作るのですから、当たり前ですね。
②予習・復習は必ずやる!
授業を大切にすることともつながりますが、予習をする・しないで理解度が全く違います。先取りして勉強していた方が、授業内容が頭に入ってきやすいのです。
復習も大事になります。人間、一度習ったことをそのままにしておくと、数日後には忘れてしまいます。反対に、習ったことをその日のうちに復習することで、知識は定着しやすいです。「鉄は熱いうちに打て」という言葉があるように、授業の内容はその日に復習するのが良いでしょう。
③わからないところは放っておかない!
予習の段階で分からないところはまず授業を受けて解決する、授業や復習で分からないところが出てきたら終わった後に先生や友だちに聞く。
わからないところを放っておくと、それに関連する問題は解けなくなり、関連する知識は覚えづらくなります。そのまま期末テストに突入すれば、悲惨な点を取ることは目に見えますね。
虫歯と同じで、放っておくと取り返しのつかないことになるのです。
この①~③をやるだけで、勉強習慣は身につきます。大切なのは、これを毎日やること。
成績を向上させるのはセンスではありません。結局は積み重ねがものを言うのです。
1年生へのアドバイス
では学年別のアドバイスに移りましょう。
入学したての1年生の皆さん。
先ほどの①~③を徹底的に行ってください。
学校生活に慣れなくても、部活で忙しくても、旅行的行事があって忙しくても。
中学校生活は小学校と違うところがあります。忙しく思うこと、大変なこともたくさん出てくると思います。
しかし……厳しいことをいいますが、それらは勉強をしない理由にはなりません。
とにかく、どこかで時間を見つける、あるいは作る。
そのための具体的なアドバイスはこちらに書いてあるので参考にしてください。
本当に疲れたら、休んでいいです。誰かに「疲れた」と言ってもいいんです。
リフレッシュできたら、また勉強しましょう。
そうやって、予習・授業・復習を積み重ね、勉強との向き合い方を見つけてほしいと思います。
慣れてしまえば、成績は必ず上がります。
まずは、勉強習慣を身に着けてください!
2年生へのアドバイス
学校生活に慣れたであろう2年生の皆さん。
1学期は、自分の苦手科目を無くすための勉強をしましょう!
2年生の授業は、1年生の学習を踏まえたものになっています。
ということは苦手科目があると、これから先の授業が分からない可能性が高いのです。
先ほど例に出した虫歯の状態になっているわけで、わからないところ、苦手なところは早いうちになくした方が、今後のためにもなります。
1年後には受験生となっている皆さん。
その下準備として、今から動き出しておくというわけですね。
3年生へのアドバイス
ついに受験生になりましたね。
存分に勉強に時間を使ってほしいところなのですが、
修学旅行、最後の中体連など活動が目白押しです。
つまり、時間がない!
いきなり問題演習に取り組もうとしても、十分にできない可能性があります。
ということで、3年生の皆さんは、予習・復習をしつつ、2年生までの各教科における基礎(国語の漢字や社会の語句、数学の計算問題)を完璧にしておきましょう!
受験の問題は1・2年の内容が多く出ます。その基礎がおろそかになると、高得点は望めません。
3年生の勉強が本格的になる前に、1・2年の内容を抑えておきましょう。
4月からの学習が実りあるものになりますように……。
札幌 家庭教師シニア 教務部 S村