今回ご紹介する本は、北海道大学医学部医学科のI家庭教師からのオススメの1冊です。
現在、シニアの本部教室で生徒を担当している、旭川東高校出身の女性講師からのオススメです。
昨年は、「こちら救命センター」、「集英社文庫」を勧めてくれました。
『本のタイトル』
「青の炎』
貴志 祐介著 角川文庫
『読んだ時期』
高校1年生 16歳の時
『本の内容』
主人公である高校生の男の子が、妹と母を守るため、2人に暴力を振るう父を殺すというお話です。
人を殺すのは決して許されないけど、だけど・・・・。
主人公の本気で悩み・決断する様子が描かれています。
『読んだ感想』
人を殺す加害者の視点での小説で、とても多くのことを考えさせられます。
主人公の年齢が自分と同じくらいだったので、私ならどうするだろう、とすごく考えました。
少し分厚かったけど、一気読みして、すごく感動したのを覚えています。
『読んだきっかけ』
読書感想文を書くための本を探していて。
『お勧めの人』
高校生には、ぜひ読んで欲しいです。
<教務部より>
結構な分量の本ですが、この講師が一気読みしてしまうほど、その心理描写には素晴らしいものがあると思います。
誰しもが、環境や境遇によって、そんな状況に陥らないとは限りません。
重たい内容ですが、読んでみる価値は十分にある一冊だと思います。