2014年8月23日の記事

江別市の中学3年生の男子生徒で、順調に成績を伸ばしている生徒がいます。

2年前の生徒が中学1年生の夏に、お母様からご相談を受けました。

「部活が忙しいせいか、勉強の習慣がなく、テストの復習も全くしていません。本人は渋々ですが、優しい家庭教師の先生なら、一緒に頑張りたいと言っています。まずは、テストの復習と、宿題を出してもらい、勉強の習慣付けをお願いします」とのことでした。

ご説明、面談に伺った担当教務のほうで、何名かの先生と面談を実施し、最後は生徒の希望を考慮して、江別市の酪農学園大学獣医学部のやさしい女性の大学生家庭教師を選抜し、指導を担当してもらいました。

この家庭教師は、とてもハキハキした明るい先生で、論理的に話をする親しみやすいタイプです。理数系に定評のある家庭教師です。因みに、お兄さんは東大生です。

家庭教師が指導当初の定期テストの結果は、各科目40点前後で、5教科の合計点が180点台でした。家ではほとんど勉強していなく、英語は単語と言うよりアルファベットからで。他の教科も基礎的なことを覚えていない状態でした。

家庭教師の指導方針としては、どの教科についても、まず、基本的な知識を身に付けてもらう、毎回、宿題を出して、毎日コツコツやってもらう、定期的に既習事項を復習し知識の定着を確認する、そして、生徒としっかりコミュニケーションを取り、楽しく授業を進めて行くというものでした。

次回の定期テストで230点台、学年末テストが270点台、中学2年生の最初の定期テストが290点台、後期の定期テストおよび学年末テストで、それぞれ、300点を超えました。そして、中学3年生の6月の定期テストでは400点を超えています(数学89点、理科91点)。江別市の大麻高校も視野に入って来ました。

先週、この家庭教師が指導報告に来ました。家庭教師シニアでは、原則として、毎月、詳細な指導報告書を、会社に持参して提出することになっています(この報告書は、ご家庭にも提出されます)。

家庭教師曰く、「わたしは、特別な指導は何もしてません。もともと、やれば出来る生徒さんでした。やっていなかっただけです。ただ、勉強の基本的なやり方を教えただけです。つまり、各教科の基本的な知識は必ず覚える、覚えても忘れるので、定期的に復習をする、勉強はまとめてやるのではなく、毎日コツコツやる、そういうことを教えているだけです」。

家庭教師で勉強することにより、このように毎回の定期テストで20〜30点伸びていくというのは、とても良い状況です(もちろん、400点台の生徒はそうはいきません)。本当の意味での学力が身に付いていると言えるからです。学力というのは、一朝一夕に身に付くものではありません。時間をかけながら身に付けていくものです。当社で家庭教師をを付け、一気に50から100点近く伸びる生徒もいます。しかし、それは、試験に出易いところを詰め込み的に学習したからで、本当の学力は、そんなにすぐには身に付きません。時間をかけながら、勉強のやり方を身に付けていく、それが、本当の意味での学力を身に付けていくということです。

学習対策としては、塾、通信教材、家庭教師が身近な学習対策です。成績を上げたい、現状を変えたい、ということで学習対策をお考えになると思います。要は、その生徒に取って、どのような対策が、無理がなく、効果的かということです。

今のレベル、本人性格、部活・習い事で忙しいのか、生徒の意志など、総合判断で選択することが大切です。

 

札幌家庭教師シニア 教務部

 

 

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