2013年4月10日の記事

 学習指導要領の改訂に伴い、今春の公立高校の新入生から、英語の授業は、原則として英語だけで行われることになります。いわゆる、オール・イングリッシュの授業です。その趣旨は、以前から問題視されてきた読み書き中心の授業から会話重視の授業への転換です。確かに、中学、高校で、相当の授業時間を取りながら、ほとんどの生徒が英語を話せないという現実を見れば、その方向性は十分に理解できます。しかし、高校生にとって、大学入試が筆記重視である以上、ジレンマに陥ることになりかねません。なぜなら、オール・イングリッシュの授業に取り組めば取り組むほど、大学入試で重視されている筆記対策が疎かになるからです。ただ、方向性として十分な理由がある以上、大学入試そのものを、会話重視に転換して行くことが必要です。現在、小学生、中学生で英語が苦手な生徒にとっては、英会話と聞いただけで耳が痛いと思います。しかし、英語を苦手としている生徒の多くは、取り組みもせずに、苦手と思い込んでいる生徒がほとんどです。ある程度時間をかけて取り組めば、できるし、わかるし、おもしろいのが英語です。少なくとも、早いうちに、英語に対する苦手意識は克服しておくべきです。未来に関わるとても大切な選択です。

お問い合わせ・資料請求

札幌家庭教師シニアは、小学生中学生高校生大学生社会人の方を対象に、札幌市、札幌市近郊の家庭教師派遣会社として、札幌市内を中心に、札幌市、北広島市、恵庭市、千歳市、石狩市、当別町、江別市、岩見沢市、小樽市方面に家庭教師を派遣させていただいております。

    » 102|札幌家庭教師シニア - 札幌家庭教師派遣センター