2015年2月21日の記事
私たちが家庭教師のご依頼を頂く場合、いろいろなご要望、ご相談を受けます。
学習内容のご相談はもちろんですが、例えば、「どんな指導なの」、「学習計画は立ててくれるの」、「宿題は出してくれるの」、「勉強習慣はつけてくれるの」等等です。
そこで、今回は、シニアの家庭教師の仕事内容にについてお話したいと思います。
一人一人の個別の状況にあった指導を行います
生徒一人一人の学習状況はそれぞれ異なります。
生徒の習熟の度合い、生徒がどこまで理解し、どこでつまづいているか等。
理解のスピード、忘れるスピード、学習に対する意欲の程度、集中力等。
その他、学習習慣の有無、計画性、テストの見直しの有無等々。
これら状況を指導の中で家庭教師が把握し、その状況に合った効果的な指導を行うのがシニアの家庭教師の仕事です。
決して、一律の指導内容を実践するというものではありません。
自ら学習し答えを導けるように指導します
家庭教師は生徒に対して何を教えるのか?
答えをすぐに教えるのが家庭教師の指導内容ではありません。
例外的に、勉強の遅れている生徒には、先に答えを教えて、それから解答へのプロセスを解説する場合もあります。
しかし、一般的には、ヒントを出したり、例題を参照するよう指示したり、あるいは、以前解けた類題を提示するなどして、自ら答えを導くように指導します。
このようにして、自ら答えを導く力を養っていくのがシニアの家庭教師の仕事です。
勉強内容の指導だけではなく、その周辺部分もサポートしていきます
勉強内容の指導だけが家庭教師の仕事ではありません。
勉強内容を理解することだけが、生徒の成績向上に結びつくというものではありません。
もちろん、勉強内容の理解は生徒の成績向上の大きな要因ですが、それ以外に、
目標は設定しているか(長期・短期)、
計画性に基づいた学習習慣がついているか、
テレビを見る時間、ゲームをやる時間に制約を設けているか、
机のまわりが整理整頓され、勉強に集中できる体制になっているか、
メリハリのついた勉強を行っているか、
テストの見直しを例外なく実施しているか、
わかったつもり勉強で満足していないか、
自分にあった復習を定期的に行っているか、
等等、これらの要因も成績向上にはとても重要です。
シニアの家庭教師は、これらのことについても適切なアドバイスを行い、生徒の成績向上に結びつけていきます。
褒め励ますことも行います
生徒が課題をクリアしたときには、客観的に生徒を評価することはとても大切です。
小出しに褒めた方がよい生徒、大げさに褒めた方がよい生徒等、生徒の個性に合った効果的な褒め方をしてあげることが、生徒の次のやる気に繋がります。
また、生徒が伸び悩んでいるとき、頑張っていたにもかかわらず目標点に達しなかったとき等に、生徒を励ますことも家庭教師の大切な仕事です。その励ましが、やる気の喪失を防ぎます。
このようなことも、シニアの家庭教師の大切な仕事です。
シニアの家庭教師は、学習の内容はもちろん、学習の周辺部分にあることも含め総合的に生徒をサポートしていきます。
札幌家庭教師シニア 教務部