2012年5月24日の記事
先日の道新に、道教委が今年度、小中学校の授業で重点的に取り組む課題を示し、定着度をテストで測る「学力向上キャンペーン」を本格的にスタートさせたとの記事がありました。もちろん、ここ数年の全国学力テストでの下位の結果を踏まえての事です。確かに、全国平均以上という目標の下、学校全体でいろいろな取り組みがなされる事自体、決して悪い事ではなく、一定の効果も期待できるでしょう。しかし、記事にも触れてありましたが、家庭での学習習慣の定着こそが、より一層大事なように思います。なぜなら、家庭で全く勉強しない生徒の割合が、公表されている数字よりも、はるかに多いはずだからです。