2014年9月17日の記事

シニアの家庭教師で、毎回の指導で小テストを実施し、生徒の成績を伸ばしている家庭教師がいます。あるいは、指導中、生徒の勉強に対するモチベーションが上がらず、「小テストを取り入れてみようと思うのですが・・・・」との相談を受ける事があります。

小テストを実施する事により、成果があった、生徒のやる気が出た、集中力が高まった、ということがあれば、小テストは実施した方が良いということになります。

しかし、小テストを実施することにより、生徒に嫌悪感を抱かせたり、あるいは、そのレベルではないような場合には、小テストは控えた方が良いという事になります。まずは、理解する事を優先すべきです。

限られた指導時間の中で、小テストを実施する場合,以下の注意が必要です。

1、小テストを行う目的を明確にする。理解の確認のため、ケアレスミスの矯正のため、宿題を行ったかの確認のため等。

2、時間は10分くらいを目安とする。小テストなので、だらだら時間をかけてもしょうがないし、その後の指導時間が短縮される事になってしまいます。

3、小テストの内容は、数学の計算問題、英語の単語、理科・社会の暗記分野にする。

4、応え合わせは、すぐに行う。そうすることで、自分のミスを明確に意識する事ができる。

以上を意識して小テストを行えば、相当の効果は期待できます。

そして、このことは、なにも家庭教師がついているからできるということではなく、生徒ひとりで学習していても十分実践できます。だらだら勉強に陥っている生徒は、是非、実践してみて下さい。

以下、シニアの家庭教師が小テストを実施し、成果を出した事例をご紹介します。

生徒の状況としては、五教科で400点ぐらいは常時得点していました。ただ、ケアレスミスが多く、なかなかひとりでは克服できない状況にありました。目標の上位校に向けてのモチベーションも今ひとつ。

シニアの専任家庭教師で指導を開始し、毎回小テストを実施しました。その家庭教師の小テストは、

・英語の単語テスト、数学の計算問題といった簡単な問題に限定する

・5分から10分という時間を決め、とにかく、その時間内に終わらせてもらう

・終了後、すぐに答え合わせを実施し、どういうミスをし、それはなぜか(覚えていない、ケアレスミス等)を話し合う

という内容の小テストでした。

この小テストの成果が以下の点です。

まず、小テストとはいえ、点数は付けるので、生徒は、次回ではもっと、というように学習に対するモチベーションが高まった。

次に、小テスト後、すぐにl応え合わせを行うので、生徒の最大の弱点であったケアレスミスを、生徒にしっかり自覚してもらい、その対策が実践できた。

さらに、ケアレスミス対策を実践できた事により、定期試験の点数が順調に上昇し、五教科で、450点前後を安定して取れるようになった。

このような成果の下、生徒は、目標の高校に余裕で合格しています。

 

札幌家庭教師シニア 教務部

 

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