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本日７月５日に起きた歴史上の出来事は、「小田原北条氏の降伏」です。
１５８２年の本能寺の変以降、天下統一の動きは羽柴秀吉（豊臣秀吉）に受け継がれました。徳川家康との戦いに決着をつけ、四国や九州を次々と攻略していった秀吉は、いよいよ東北の伊達氏、そして関東の北条氏の攻略に臨みます。
北条氏との戦いを、彼らの本拠地である小田原から、「小田原攻め」という事があります。この小田原攻めの際、東北の伊達政宗（だてまさむね）は秀吉の元に来て降伏を宣言、秀吉にとっての敵は北条氏のみになりました。
秀吉は陸・海から１８万の大軍を関東に送り、５万の兵の北条氏を圧倒します。彼らは直接戦うと勝てないと判断したのでしょうか、籠城戦を展開します。
しかし、当主の北条氏直（ほうじょううじなお）は勝てないと判断、１５９０年７月５日、秀吉に降伏しました。
このときをもって、豊臣秀吉の天下統一は果たされました。