家庭教師シニア本部 スタッフからのメッセージ

歴史から生まれた言葉たち Vol.19「蛍雪の功」

(カテゴリ:専任・S村

閲覧ありがとうございます! 専任講師のS村です。

今回も、歴史の中から生まれた言葉をご紹介します。

 

今回取り上げる言葉は、「蛍雪の功(けいせつのこう)」

意味は、「苦労して学問をした成果」というものです。

 

「蛍雪の功」の由来

中国の晋(しん)という国の時代の話。

車胤(しゃいん)という人がおりました。

彼は貧しく、明かりをともす灯油が買えないので、蛍を集め、その光で勉強をしました。

 

また、同じ国の孫康(そんこん)という人も貧しく、雪の明かりで書物を読んで勉強をしました。

 

努力の甲斐あって、やがてこの二人は、ともに地位の高い役人になったといいます。

「蛍」の明りと「雪」の明り。それぞれを組み合わせて「蛍雪の功」という言葉が生まれました。

 

家庭学習という名の努力をしているか

さて、学習の話。

車胤と孫康はともに苦しい中でも努力を積み重ねて成果を残しました。

皆さんはいかがでしょうか。

ついつい、学校や塾などで過ごす時間で、努力した気になっていませんか?

 

皆さんがするべき努力は、家庭学習であるとS村は考えます。

学校や塾の時間は限られており、受け身になって授業を受けることも多いからです。

自ら積極的になって家庭学習に取り組むことが、学習における成果を出す最も王道で、最も近い道なのです。

 

今、夏休みも終わり、自分の勉強法を見直す時期に来ていると思います。

その時に、家庭学習の習慣も一緒に見直してみましょう。

 

 

 

季節の変わり目です。

風邪をひかないように注意しましょうね。

 

 

 

㈱シニア 札幌家庭教師派遣センター 専任講師 S村