(カテゴリ:専任・S村 )
閲覧ありがとうございます! 専任講師のS村です。
今回も、歴史の中から生まれた言葉をご紹介します。
今回取り上げる言葉は、「人こそ人の鏡(ひとこそひとのかがみ)」。
意味は、「他人の言動は鏡に自分をうつす鏡のようなものであるから、他人を見て自分を改める参考にせよ」というものです。
勉強する姿勢を学べそうな人は、意外と近くにいるもので……。
「人こそ人の鏡」の由来
古代中国から伝わる『書経(しょきょう)』という歴史書に、こういう一節があります。
「人は水に鑑(かんが)みること無く、当(まさ)に民に監(かんが)みるべし」
これを現代語に直すと、
「水面に自分をうつして見ることをしないで、人民の声によって我が身を反省するのがよい」
となります。
ここから、「人こそ人の鏡」という言葉が生まれました。
勉強が「上手な」人をまねる
さて、学習の話。
いい勉強法が見つからないという悩みを持っている方、いませんか?
良い点数を取る人には、何か秘訣があるものです。
時間をうまく使っている、使っている問題集がわかりやすい、などなど。
そうした勉強に対する姿勢を、一度真似てみてはどうでしょう。
もちろん、皆さんとその人の生活リズムは違うでしょうから、すべてを真似することはできないかもしれません。
しかし、どこか一部でも、「これは参考にできる」という箇所があるはずです。
もしそういったところを見つけたら、形からでもいいので、真似をしてみましょう。
そこから、自分なりの勉強法を編み出していけばよいのです。
「人こそ人の鏡」の言葉通り、参考にできる学友は沢山いるはずです。
少しでもその人たちの姿勢をまねることで、勉強方法が少しずつでも確立していくことに繋がっていくでしょう。
すっかり秋めいてきましたね。
体調管理、コロナ対策、怠らずに!!
㈱シニア 札幌家庭教師派遣センター 専任講師 S村