家庭教師シニア本部 スタッフからのメッセージ

歴史から生まれた言葉たち Vol.24「杜撰」

(カテゴリ:専任・S村

閲覧ありがとうございます! 専任講師のS村です。

今回も、歴史の中から生まれた言葉をご紹介します。

 

今回取り上げる言葉は、「杜撰(ずさん)」

意味は、「いい加減で誤りが多いこと。誤りが多い著作物。」というもの。

あなたの勉強方法、杜撰じゃありませんか?

 

杜撰の由来

中国は宋の時代。

詩人の杜黙(ともく)という人がいました。

詩人ですから当然詩を作ります。詩人が詩を作る作業は「撰」と呼ばれていました。

ところが。

杜黙の作った詩は、律(詩の様式)に合わないものが多かったそうなのです。

ここから、いい加減で誤りが多いものを「杜」黙の「撰」と同じようなものとして、「杜撰」という言葉が生まれました。

 

勉強方法が杜撰になってないか

さて、勉強の話。

皆さん、今一度自分の勉強方法を振り返ってみてください。

杜撰になってはいませんか?

机に向かうだけで勉強した気になっていませんか?

参考書を開いて目を通しただけで、満足していませんか?

勉強方法が杜撰になってしまうと、いくら伸びしろがあっても学力が伸びることはありません。

今一度丁寧な勉強を心がけてみましょう。

参考書を読むなら声に出して音読してみる。

机に向かうのなら問題を解いてみる。

こうしたところから、ある種のリハビリを行って勉強の質を高めてほしいと思います。

 

 

本格的な冬の時期を迎えましたね。

暖かくして、勉強に励んでください。

 

 

 

㈱シニア 札幌家庭教師派遣センター 専任講師 S村