(カテゴリ:専任・S村 )
閲覧ありがとうございます! 専任講師のS村です。
今回も、歴史の中から生まれた言葉をご紹介します。
今回取り上げる言葉は、「杜撰(ずさん)」。
意味は、「いい加減で誤りが多いこと。誤りが多い著作物。」というもの。
あなたの勉強方法、杜撰じゃありませんか?
杜撰の由来
中国は宋の時代。
詩人の杜黙(ともく)という人がいました。
詩人ですから当然詩を作ります。詩人が詩を作る作業は「撰」と呼ばれていました。
ところが。
杜黙の作った詩は、律(詩の様式)に合わないものが多かったそうなのです。
ここから、いい加減で誤りが多いものを「杜」黙の「撰」と同じようなものとして、「杜撰」という言葉が生まれました。
勉強方法が杜撰になってないか
さて、勉強の話。
皆さん、今一度自分の勉強方法を振り返ってみてください。
杜撰になってはいませんか?
机に向かうだけで勉強した気になっていませんか?
参考書を開いて目を通しただけで、満足していませんか?
勉強方法が杜撰になってしまうと、いくら伸びしろがあっても学力が伸びることはありません。
今一度丁寧な勉強を心がけてみましょう。
参考書を読むなら声に出して音読してみる。
机に向かうのなら問題を解いてみる。
こうしたところから、ある種のリハビリを行って勉強の質を高めてほしいと思います。
本格的な冬の時期を迎えましたね。
暖かくして、勉強に励んでください。
㈱シニア 札幌家庭教師派遣センター 専任講師 S村