(カテゴリ:専任・S村 )
閲覧ありがとうございます! 専任講師のS村です。
今回も、歴史の中から生まれた言葉をご紹介します。
今回取り上げる言葉は、「先んずれば人を制す(さきんずればひとをせいす)」。
意味は、「人の先手を打つことで、他人に勝つことができるということ。人よりも先に行動を起こせば、有利な立場に立つことができるということ」というもの。
皆さんは、先手先手で動けていますか?
「先んずれば人を制す」の由来
時は中国・秦の時代。
江西(こうさい)という地域の人びとが秦に対して反乱を起こしました。
これを聞いた殷通(いんとう)という人が、項羽(こうう)に対して、「先んずれば人を制し、遅れれば人に制せられる」という言葉があるとして、早急に都へ攻め上ることを勧めました。
結局、ライバルの劉邦(りゅうほう)に先陣を切られてしまい、項羽は後手に回ってしまうことになります。
このエピソードから、「先んずれば人を制す」という言葉が生まれました。
先を見通した勉強をしておくこと
さて、皆さんは「先んずれば人を制す」の言葉のように、先手を打った勉強をしていますか?
他の人と同じスピードで勉強をするのもよいですが、計画を立て、それに則った勉強をすることで、一歩先に進むよりよい勉強ができます。
その結果、心に余裕が生まれ、より真剣に、集中して勉強に励むことができるようになるでしょう。
では、計画を立てるためには何が必要か。
それは、明確な目標を立てること。
「〇〇高校に行きたい」、「今度のテストは5教科で400点を取る」など、自分が成し遂げたいことを具体的にすることで、勉強の方向性が見えてきます。それに従って勉強の計画を立て、実行することが大事です。
雪道がひどいですね。
怪我などしないよう十分に気を付けて歩きましょう!
㈱シニア 札幌家庭教師派遣センター 専任講師 S村