(カテゴリ:専任・S村 )
閲覧ありがとうございます! 専任講師のS村です。
今回も、歴史の中から生まれた言葉をご紹介します。
今回取り上げる言葉は、「馬耳東風(ばじとうふう)」。
意味は、「人の意見や批評を全く気にかけないで聞き流すこと」というもの。
皆さんは、周りの意見を馬耳東風していませんか?
馬耳東風の由来
時は中国・唐の時代。
李白という詩の名手がいました。
彼の詩の『答王十二寒夜独有懐』にある、「世人之を聞けば皆頭を掉り、東風の馬耳を射るが如き有り(世の人達は頭を振って聞き入れない。まるで春風が馬の耳に吹くようなものである)」という詩から、馬耳東風という語が生まれました。
先生は大事なことを話している
S村は、中学校教員として教壇に立ったことがあります。
授業の際、何度も生徒たちに語り掛けたことがあります。
それは、「先生の話をノートにメモすること」。
なぜならば、先生の話とは、板書内容だけでは足りない内容を補うという意味があるからです。
皆さんは、きちんと授業中の先生の話をメモしていますか?
馬耳東風していませんか?
先生たちは意外と、大切なことを話しているものなのです。
㈱シニア 札幌家庭教師派遣センター 専任講師 S村