(カテゴリ:専任・S村 )
閲覧ありがとうございます! 専任講師のS村です。
今回は故事成語より「画餅(がべい)」についてお話させてもらおうと思います。
この言葉の由来は、中国の三国時代にさかのぼります。
ゲームや小説などでおなじみの時代ですねー。
勉強面でいえば、三国それぞれの位置、そして「黄巾の乱」の概要と主導者を答えられるようにしておきましょう。
そもそも画餅とは?
さて、今回取り上げる「画餅」は、故事成語の中でもかなり短い言葉です。
「実際の役に立つにならないこと」というのがこの言葉の意味です。
魏・蜀・呉の三国のうち、当時の魏の皇帝であった曹叡(そうえい)という人が人材募集について、
「人を採用する際には、世間の評判で決めてはならない。例えば、絵の中に餅が描かれていたとするだろう。
でもそれは食えないわけだ。
それと同じで、世間の評判が高いだけで採用された人というのは、実際には役に立たないのだ」
と言い放ちました。これが「画餅」の由来になっています。
学習計画は現実的に!
さて、学習の話。
皆さんは計画を立てて勉強をしていることと思いますが、その計画、「画餅」ではないですか?
今の自分が目標としている点数設定や成績の設定をもう一度見直し、無理があると思ったら変更していきましょう。
そのうえで、再度長い目で見た時の目標(志望校合格・学年末の成績上昇など)を立て、現実的なプランを設定することが大事です。
目標達成に向けた学習は、自己管理ができていないと成立しません。
自分の学習計画が「画餅」になって、何も成果が得られない、などということにならないよう、日ごろから気を配っていきましょう!
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札幌 家庭教師シニア 教務部 S村