家庭教師シニア本部 スタッフからのメッセージ

歴史から生まれた言葉たち Vol.8「求めよさらば与えられん」

(カテゴリ:専任・S村

閲覧ありがとうございます! 専任講師のS村です。

お久しぶりでございます。

久々のブログ更新に、いささか緊張しております…。

 

さて今回も、歴史の中から生まれた言葉をご紹介します。

 

本日の言葉は「求めよさらば与えられん(もとめよさらばあたえられん)」

意味は「迷わず積極的に取り組めば、おのずと道は開かれる」というもの。

すべての受験生に送るメッセージです。

 

「求めよさらば与えられん」の語源

この言葉は、キリスト教の正典の一つ、「新約聖書」に登場します。

「新約聖書」は全27巻からなり、イエス・キリストの生涯やその言葉を記録した福音書(ふくいんしょ)や、弟子たちの行動などが記されたものがあります。

 

福音書の一つ、「マタイの福音書」には、こういったシーンがあります。

 

イエスは、山の上に集まった自分の弟子たちに自らの教えを説きました。

世にいう「山上の説教」と呼ばれる出来事です。

彼は弟子たちにこう言います。

 

「求めなさい。そうすれば与えられます。

捜しなさい。そうすれば見つかります。

叩きなさい。そうすれば開かれます。

だれであれ、求める者はそれがもらえ、捜す者はそれを見つけ、たたく者には開かれるのです。

 

あなたがたも、自分の子がパンを下さいと言うときに、石を与えないですね?

子が魚を下さいと言うのに、蛇をあげるということもありませんね?

あなたがたが仮に悪い者ではあっても、自分の子どもには、良い物を与えるではありませんか。

だとすれば、なおのこと、天におられるあなたがたの父(=神)が、どうして、求める者たちに良いものを下さらないことがあるでしょうか。

 

何事でも、自分にしてもらいたいことは、ほかの人にもそのようにしなさい。

これが私の言いたいことのすべてなのです」

 

イエスは「神にひたすら祈り続けることが大切だ」という意味でこう言ったようです。

 

今日この言葉は、「何かを達成するためには、自分が積極的に取り組むのが大事」という意味で使われています。

 

ひたすらに、進むべし

さて、学習の話。

大学入試の後期試験、さらには、来週いよいよ、公立高校の入試が待っています。

皆さん、ラストスパートをかけていることでしょう。

 

そんな時、ふと不安になることはありませんか?

 

自分で自分の人生を決める。

そんな機会、なかなかありません。

 

迷っている暇なんてないのに。

ラストスパートをかけて勉強しなきゃいけないのに。

 

「自分が選んだ目標って、正しかったのかな」

 

などと、思っていませんか?

 

その迷いは、迷いは誰にでも生じうるものです。

一生懸命に取り組んでいる人なら特に。

 

でも。

自分の選んだ道の正解は、今の自分にはわからないものです。

 

だから、常に志望校合格を目指して、迷いや不安があっても、勉強してほしいのです。

 

迷いがあっても、受かりたいと思うならば、ひたすらに、勉強して下さい。

 

 

夢をつかもうとする皆さんの姿を、シニアの社員・講師全員が見守っています。

 

 

 

ファイト!

 

 

 

札幌 家庭教師シニア 専任講師 S村