(カテゴリ:専任・S村 )
閲覧ありがとうございます! 専任講師のS村です。
お久しぶりでございます。
久々のブログ更新に、いささか緊張しております…。
さて今回も、歴史の中から生まれた言葉をご紹介します。
本日の言葉は「求めよさらば与えられん(もとめよさらばあたえられん)」
意味は「迷わず積極的に取り組めば、おのずと道は開かれる」というもの。
すべての受験生に送るメッセージです。
「求めよさらば与えられん」の語源
この言葉は、キリスト教の正典の一つ、「新約聖書」に登場します。
「新約聖書」は全27巻からなり、イエス・キリストの生涯やその言葉を記録した福音書(ふくいんしょ)や、弟子たちの行動などが記されたものがあります。
福音書の一つ、「マタイの福音書」には、こういったシーンがあります。
イエスは、山の上に集まった自分の弟子たちに自らの教えを説きました。
世にいう「山上の説教」と呼ばれる出来事です。
彼は弟子たちにこう言います。
「求めなさい。そうすれば与えられます。
捜しなさい。そうすれば見つかります。
叩きなさい。そうすれば開かれます。
だれであれ、求める者はそれがもらえ、捜す者はそれを見つけ、たたく者には開かれるのです。
あなたがたも、自分の子がパンを下さいと言うときに、石を与えないですね?
子が魚を下さいと言うのに、蛇をあげるということもありませんね?
あなたがたが仮に悪い者ではあっても、自分の子どもには、良い物を与えるではありませんか。
だとすれば、なおのこと、天におられるあなたがたの父(=神)が、どうして、求める者たちに良いものを下さらないことがあるでしょうか。
何事でも、自分にしてもらいたいことは、ほかの人にもそのようにしなさい。
これが私の言いたいことのすべてなのです」
イエスは「神にひたすら祈り続けることが大切だ」という意味でこう言ったようです。
今日この言葉は、「何かを達成するためには、自分が積極的に取り組むのが大事」という意味で使われています。
ひたすらに、進むべし
さて、学習の話。
大学入試の後期試験、さらには、来週いよいよ、公立高校の入試が待っています。
皆さん、ラストスパートをかけていることでしょう。
そんな時、ふと不安になることはありませんか?
自分で自分の人生を決める。
そんな機会、なかなかありません。
迷っている暇なんてないのに。
ラストスパートをかけて勉強しなきゃいけないのに。
「自分が選んだ目標って、正しかったのかな」
などと、思っていませんか?
その迷いは、迷いは誰にでも生じうるものです。
一生懸命に取り組んでいる人なら特に。
でも。
自分の選んだ道の正解は、今の自分にはわからないものです。
だから、常に志望校合格を目指して、迷いや不安があっても、勉強してほしいのです。
迷いがあっても、受かりたいと思うならば、ひたすらに、勉強して下さい。
夢をつかもうとする皆さんの姿を、シニアの社員・講師全員が見守っています。
ファイト!
札幌 家庭教師シニア 専任講師 S村