(カテゴリ:専任・S村 )
本日5月13日に起きた歴史上の出来事は、「松尾芭蕉、平泉にて俳句を詠む」です。
松尾芭蕉は江戸時代前期に活躍した俳人。中学の教科書にも、彼の「奥の細道」という作品が登場します。
その中でもとくに有名な句の二つ、
「夏草や 兵どもが 夢の跡」
「五月雨の 降り残してや 光堂」
が詠まれたのがちょうどこの日となります。
それぞれの意味は、
「武士たちが栄誉を求めて戦ったこの場所に、今は夏草が生い茂り、昔のことは夢のように消え去ってしまったことだなあ」
「周りは雨で朽ちているが、金色堂だけは輝いている。まるで、五月雨がここにのみ降らなかったかのように。」
となります。