(カテゴリ:専任・S村 )
閲覧ありがとうございます! 専任講師のS村です。
今回も、歴史の中から生まれた言葉をご紹介します。
今回取り上げる言葉は、「待てば海路の日和あり(まてばかいろのひよりあり)」。
意味は、「焦らずにじっと待っていれば、やがて幸運がめぐってくる」というもの。
あなたは、忍耐強い方ですか?
待てば海路の日和ありの語源
さて、この言葉は、「待てば甘露の日和あり」という句をもじった言葉だとされています。
「甘露」とは、中国の伝説で空から降ってくる甘い露のこと。
日照りの時も耐えて待てば、やがて甘露のような恵みの雨が降る日が来る、という意味があります。
この語をもじって生まれた「待てば海路の日和あり」は、荒れた海も、耐えていれば航海に適した日が必ず訪れるということを指し、それが転じて、「焦らずにじっと待っていれば、やがて幸運がめぐってくる」という意味となりました。
辛抱強く待つことは難しいが、必ず自分に返ってくる
さて、勉強の話。
みなさんは、テスト勉強をしていて、なかなか結果が伴わないというといった経験をしたことはありませんか?
断言しますが、成績とは、一日二日で急激に伸びるものではありません。
成績が伸びるまでに、ひと月やふた月かかることもあります。
すぐに成績が上がらないからといって、勉強法を何度も変えたり自暴自棄になったりするのはよくありません。
自分のやっていることを信じて、「焦らず、じっと勉強していれば」、それは必ず自分の力となります。
勉強においての忍耐力は、成績と大きくリンクしているのです。
忍耐力を鍛えるために
自分の成績を伸ばすための忍耐力は、長期目標の設定とその計画して実行を行うことで鍛えられます。
長期目標は、3~4か月のスパンでどの教科をどれほど成績向上させるかの設定が主です。
例えば、「次の通知表の理科と数学を3から4に上げる」といったものですね。
計画とは、目標達成のために克服すべき弱点はどこか分析し、どのように勉強していくかを考えるものとなります。
例えば、「今度の理科のテスト範囲は物理が、数学は一次関数が苦手だ。物理は問題演習を重ねて、数学はまず教科書内容とノートから復習しよう」ということが計画です。
これに基づいて実際に勉強するのが「計画の実行」になります。
こうした流れを汲んだ勉強は、ゴール(目標達成)を数か月先に用意してあるため、我慢強く勉強することとなり、結果的に忍耐力の育成に役立ちます。
まとめ
焦らず、じっと我慢していれば、きっとその努力は報われます。
これはS村が保証しますし、皆さんの先輩方もきっとそう言ってくれることでしょう。
皆さん、頑張ってくださいね!
コロナが蔓延しています。
予防を怠らないようにしましょうね!
⭐宣 伝⭐
札幌家庭教師シニアのリモート(オンライン)授業「シニア リモート」好評受付中!
詳細はこちら!→「札幌家庭教師シニアのリモート(オンライン)指導
㈱シニア 札幌家庭教師派遣センター 専任講師 S村