家庭教師シニア本部 スタッフからのメッセージ

S村こぼれ話「徳川家康の遺訓」

(カテゴリ:専任・S村

閲覧ありがとうございます! 専任講師のS村です。

 

歴史に疎い人でも、一度は名前を聞いたことがある偉人、「徳川家康」。

こちらのブログ(偉人伝 vol.6「徳川家康」)でもご紹介した通り、彼の人生は波瀾に満ち溢れたものでした。

彼は、次のような言葉を残しています。

俗にいう、「徳川家康の遺訓」です。

 

人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。

不自由を常と思えば不足なし。こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。

堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。

勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。

おのれを責めて人をせむるな。

及ばざるは過ぎたるよりまされり。

(人の一生は、重い荷物を背負って遠い道を行くようなものだ。急いではいけない。

不自由が当たり前と考えれば、不満は生じない。心に欲が起きたときには、苦しかった時を思い出せ。

我慢することこそが、無事に長く安らかでいられる基盤となる。「怒り」は敵と思いなさい。

勝つことばかり知って、負けを知らないことは危険である。

自分の行動について反省し、人の責任を追及してはいけない。

足りないほうが、やり過ぎてしまっているよりは優れているものだ。)

 

今川家の人質時代から始まり、天下人へと上り詰めた人間の言葉。

皆さんにはどう映るでしょうか?

 

これらの言葉を勉強に当てはめることはできないでしょうか?

毎日コツコツと努力を重ねること。

それでも報われなくても、決して他人のせいにしたり、怒りをぶつけたりしてしまわないこと。

報われない経験を糧にして、次につなげること。

どれも勉強において大切な考え方です。

 

家康が残した言葉が、皆さんの心の支えになればとご紹介させていただきました。

たまには思い出してみてくださいね。

 

 

 

㈱シニア 札幌家庭教師派遣センター 専任講師 S村