(カテゴリ:専任・S村 )
閲覧ありがとうございます! 専任講師のS村です。
本日のテーマは「言い換え」。
あの「ドラゴン桜」でも取り上げられていたものですね。
S村も、国語を学ぶ学生には必ず言っています。
「長文を読むときには、言い換えに注意をしなさい」と。
なぜか。
国語の問題は、伝えたいことを言い換えながら文章化しているものがほとんどだからです。
言い換えが起こる仕組み
人間は、伝えたいことがあるときは、繰り返し述べたり言ったりする習性がある生き物です。
ですから、どんな難しい文でも、言いたいことは繰り返されているものなのです。
しかし、一言一句同じ言葉を使っていては、くどいと思われてしまうのもまた事実。
ですから、伝えたいことを言い換えながら文章に起こしています。
言い換えを見抜くための語彙力
言い換えを見抜くためには、語彙力が必要です。
現代文の語彙力は何かと後回しにされる傾向がありますが、国語力の土台となる力です。
これがないと、どこがどんな言葉に言い換えられているのかわからず、結局筆者の意図しているところが分からないという現象が起きます。
中・高生向けの現代文語彙力育成の参考書はたくさん売られています。ぜひ一度購入して勉強してみてください。
まとめ
言い換えを制すものは国語を制すといっても過言ではありません。
そしてそれを支える語彙力もまた、絶対的に必要な力です。
皆さんが言い換え力を身に付けることができるように願っています。
㈱シニア 札幌家庭教師派遣センター 専任講師 S村