今回のおすすめの本は、『ハッピーバースデイー 命かがやく瞬間』です!
勧めてくれたのは、群馬県出身、北海道大学教育学部のS家庭教師です。
弟さんがシニアの先生としてがんばってくれていて(医学部医学科)、その紹介で活躍中です。
とてもハキハキして感じがよく、生徒にも良い影響力がありそうです。
『本のタイトル』
「ハッピーバースデイー 命かがやく瞬間」 青木和雄著 金の星社
『読んだ時期』
小学4・5年生の頃
『本の内容』
「おまえ、生まれてこなきゃよかったな」。11歳の誕生日、ママと兄の一言から、あすかは声をなくしてしまう。
祖父母の愛と自然の中で回復したあすかは、「自分は自分として生きる」と強く心に誓った。
でも、問題はあすかだけではなかった。
小さい時の心の傷から、あすかを愛せないママ。両親の言う通りの人生に疑問を持ちはじめる兄・直人。
そして、あすかを待ち受けていたことは…
『読んだ感想』
最初の方は悲しく感じるけで、読み進めていくにつれて、「自分は自分として生きる」と決めたあすかの強さや、周りを動かしていくあすかの成長を感じられて、「自分もこうなりたい」って思うようになった。
みんな境遇は違うけど、みんな何かに悩んで怯えて生きていると思うけで、強く生きることは、誰にでもできるんだな、きっと。助け合いながらも、自分として生きることができるんだと思えた作品だった。
初めて読んだときは小学生だったけど、その後も時々読んで、学んでいる1冊。
『この本を読んだきっかけ』
「ハッピーバースデイー」って、ステキな題名だなと思って手に取ったのと、悲しげな女の子(表紙)が気になったから。
『どんな人に薦めますか』
小学生でも、中学生でも、高校生でも。
悩みがあっら読んでみると良いかも。
一気に読むことをオススメします!(悲しい部分が多いから)
<教務部から一言>
この世で最悪な言葉を吐かれて、どのように生きていけば良いのか?
強さだけでは難しそうに思えてなりません。
ススメてくれた先生は、時々、読み返しているそうなので、落ち込んだときに、立ち直らせてくれる1冊なのかもしれませんね。
学ぶことは人生を豊かにすること!
本を読むことも人生を豊かにすること!
皆さん、ぜひ、読んでみてくださいね。