今回のオススメの本は『きみはなぜ生きているのか?』です。
勧めてくれたのは、松本深志高校出身、北海道大学医学部医学科の女性講師Kさんです。
とても明るく感じの良い講師です。
『本のタイトル』
「きみはなぜ生きているのか?」
中島義道著 偕成社
『読んだ時期』
中学1年生 13歳の時
『本の内容』
引きこもりの少年が、何者かからの手紙を通して人生と向き合っていく物語。
『読んだ感想』
曖昧なイメージしかなかった哲学の考え方に初めて触れることができた、印象に残る一冊です。
この本のおかげで、高校の文理選択で悩まされました。
著者の中島義道は哲学者で、中高生に分かりやすく哲学とはどんなものなのか教えてくれる本だと思います。
小説なので、難しく考える必要はありません。
哲学に興味がないという人も、主人公と一緒に考えることで、自分の将来を考えたり、いつか悩んだ時に自分で決断できるようになると思います。
『読んだきっかけ』
図書館で偶然目に入り、タイトルに「ビビッ」ときたので読みました。
『オススメの人』
全ての中高生。
特に哲学に興味のある人や、将来やりたいことが分からず困っている人。
<教務部コメント>
著者は東大出身の哲学者です。
中高生のうちに哲学に触れることはあまりないと思うので、読んでおくべき一冊だと思います。
人生が変わる可能性のある本です。