札幌 高校入試情報

入試での学習指導要領の改訂

2002年(平成14年)、戦後7度目の改訂の学習指導要領では、学習内容の大幅な削減が実施されました。それ以前より、少しずつ学習内容が削減されてきましたが、一般には、2002年が、いわゆる、「ゆとり教育」の始まりとされています。

しかし、学力低下騒動の下、2011年(平成23年)に学習指導要領の改訂がおこなわれ(新学習指導要領)、これが、いわゆる、「脱ゆとり教育」です。

この改訂により、いままで削減されていた単元が復活したりして、学習内容が大幅に増加しました。
学習内容が大幅に増加すると、いくら授業のコマ数が増えたとはいえ、自ずと授業のスピードが早くなり、どうしても、基礎、基本の理解がおろそかになりがちです。また、いままで授業について行けていた生徒にも影響が出てきます。生徒にとっての学習環境,高校入試は、以前に比べ相当厳しくなっているというのが現状です。

国語

  • 古典の扱いが 、他の論説文や小説と同様により読み取りが重視されるようになります。
  • 『品詞分類』などの文法事項を中学1年生から学習することになります。

数学

  • 前年までの既習事項を、復習させるページが多くなっています。
  • 『立体の切り口』や『投影図』などの図形関連の問題が多く復活します。

社会

  • 歴史の量が増え、3年間で学習することになります。ですから、中学1年生と中学2年生では、地理と歴史を学習し、中学3年生では、公民と歴史を学習します。
  • 地理の学習では、世界の地域のほぼ全域、日本の地域の全域を学習することになります。

理科

  • 現行の教科書では、1分野上下と2分野上下の4冊にわかれていますが、変更後は、学年ごとで1冊になり、3学年で3冊になります。
  • 難解な分野であった、『水溶性とイオン』、『水圧と浮力』、『滑車を使った問題』、『メンデルの法則について』等が出題されることになります。

英語

  • 単語数が『900語程度』から『1200語程度』と大幅に増加します。
  • ページ数が50%ほど、増量になっており、週3時間から、週4時間へと授業数も増加しています。
  • 文法事項の追加はありませんが、中学2年生で『受動態』を扱う教科書が増加しています(受動態は現在中学3年生で学習)。

内申点の算出方法

中学1年生の場合

最新の通知表の9教科(5段階評定)の合計×7

最新の通知表の9教科(5段階評定)の合計×7

中学2年生の場合・・・下の①、②の合計

① 中学1年生の3学期の通知表の9教科(5段階評定)の合計×2 ② 最新の通知表の9教科(5段階評定)の合計×5

  1. ① 中学1年生の3学期の通知表の9教科(5段階評定)の合計×2
  2. ② 最新の通知表の9教科(5段階評定)の合計×5

中学3年生の場合・・・下の①~③の合計

① 中学1年生の3学期の通知表の9教科(5段階評定)の合計×2 ② 中学2年生の3学期の通知表の9教科(5段階評定)の合計×2 ③ 最新の通知表の9教科(5段階評定)の合計×3

  1. ① 中学1年生の3学期の通知表の9教科(5段階評定)の合計×2
  2. ② 中学2年生の3学期の通知表の9教科(5段階評定)の合計×2
  3. ③ 最新の通知表の9教科(5段階評定)の合計×3

内申点を計算したら内申ランクをチェック!

内申点ランク表

内申点 内申ランク 内申点 内申ランク
315~296 A 175~156 H
295~276 B 155~136 I
275~256 C 135~116
(オール2)
J
255~236
(オール4)
D 115~96 K
235~216 E 95~76 L
215~196 F 75~ M
195~176
(オール3)
G

内申点アップの秘訣

例えば社会科ならば、通知表の評定は「関心」「思考」「表現」「知識」の4つの観点がもとになっています。ズバリ内申アップの秘訣はここにあります!

観点(社会科) 評価される内容の主な例
関心・意欲・態度 授業態度、提出物、時事問題への関心
思考・判断 調べ学習への取り組み、理由を問う問題
表現・処理 ノートのまとめ方、資料を読み取る問題
知識・理解 小テストや定期テスト

関心・意欲・態度

授業態度や、時事問題への関心などが、評価されることが多い傾向にあります。ですから、授業中に積極的に発言したり、時事問題への関心を持つことが大切です。時事問題は、普段から、新聞やテレビのニュースをチェックしていれば、問題はありません。また、課題などの提出物は、忘れずにしっかり出しましょう。

思考・判断

調べ学習への取り組みなどが評価されることが多い傾向にあります。気になることは、「なぜ?」「どうして?」に対し、「~だから」といった理由や根拠も説明できるようにしておきましょう

表現・処理

ノートのまとめ方や資料を読み取る問題で評価されることが多い傾向にあります。特にノートのまとめ方は、ただ黒板に書かれたことを写すだけでなく、ポイントになるところは色を使ったり図や表にまとめるなど、見やすく分かりやすくまとめることが、成績アップにつながります。

知識・理解

主に小テストや定期テストで評価されることが多い傾向にあります。しかし、テストでは知識・理解だけが問われるのではなく、各観点から出題されるので注意が必要です。また、テストの問題用紙や解答用紙を良く見てみると、「知識・理解」や「思考・判断」など、どの観点の問題かが書かれていることがあります。

社会科に限らず大切なことは、授業への取り組み、ノートのまとめ方、提出物の提出状況などが評価されることです。テストの点数も大切ですが、点数以外についても、内申を決める上では大きなウエイトを占めるので、十分な対策が必要になります。

絶対評価での通知表の付け方

道内の公立高校の一般入試では、内申点と学力点とを上記の相関表に当てはめて合否を判定する仕組みが採用されています。

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