家庭教師シニアの高校受験情報
平成24年度より、中学校の指導要項が変更になります。いわゆる『ゆとり教育』の失敗を受けて、平成11年度以前の内容に戻ることになります。特に『理科』と『数学』は移行措置ということで、現中学3年生が中学1年生から別冊で学習してきた内容が、今後の入試では出題されます。
たとえば理科の『仕事とエネルギー』、『水溶液とイオン』、『遺伝の規則性』、『月の運動と見え方』や、数学の『解の公式』、『いろいろな事象と関数』、『標本調査』、『円周角の定理の逆』、『相似比と面積比・体積比』などは、早速今年の入試でも全国的に出題されています(北海道の今年の出題は太字の部分)。
また、入試平均点も確実に下がることが予想されます。平成11年以前では、理科と数学で20点前後になった年度もあり、得点しづらくなると思われています。
国語
・古典の扱いが 、他の論説文や小説と同様により読み取りが重視されるようになります。
・『品詞分類』などの文法事項を中学1年生から学習することになります。
数学
・前年までの既習事項を、復習させるページが多くなっています。
・『立体の切り口』や『投影図』などの図形関連の問題が多く復活します。
社会
・歴史の量が増え、3年間で学習することになります。ですから、中学1年生と中学2年生では、地理と歴史を学習し、中学3年生では、公民と歴史を学習します。
・地理の学習では、世界の地域のほぼ全域、日本の地域の全域を学習することになります。
理科
・現行の教科書では、1分野上下と2分野上下の4冊にわかれていますが、変更後は、学年ごとで1冊になり、3学年で3冊になります。
・難解な分野であった、『水溶性とイオン』、『水圧と浮力』、『滑車を使った問題』、『メンデルの法則について』等が出題されることになります。
英語
・単語数が『900語程度』から『1200語程度』と大幅に増加します。
・ページ数が50%ほど、増量になっており、週3時間から、週4時間へと授業数も増加しています。
・文法事項の追加はありませんが、中学2年生で『受動態』を扱う教科書が増加しています(受動態は現在中学3年生で学習)。
内申点の算出方法
中学1年生の場合
最新の通知表の9教科(5段階評定)の合計×7
中学2年生の場合・・・下の①、②の合計
①中学1年生の3学期の通知表の9教科(5段階評定)の合計×2
②最新の通知表の9教科(5段階評定)の合計×5
中学3年生の場合・・・下の①~③の合計
①中学1年生の3学期の通知表の9教科(5段階評定)の合計×2
②中学2年生の3学期の通知表の9教科(5段階評定)の合計×2
③最新の通知表の9教科(5段階評定)の合計×3
内申点ランク表
| 内申点 | 内申ランク | 内申点 | 内申ランク |
| 315~296 | A | 175~156 | H |
| 295~276 | B | 155~136 | I |
| 275~256 | C | 135~116 (オール2) |
J |
| 255~236 (オール4) |
D | 115~96 | K |
| 235~216 | E | 95~76 | L |
| 215~196 | F | 75~ | M |
| 195~176 (オール3) |
G |
内申点アップの秘訣
例えば社会科ならば、通知表の評定は「関心」「思考」「表現」「知識」の4つの観点がもとになっています。ズバリ内申アップの秘訣はここにあります!
| 観点(社会科) | 評価される内容の主な例 |
|---|---|
| 関心・意欲・態度 | 授業態度、提出物、時事問題への関心 |
| 思考・判断 | 調べ学習への取り組み、理由を問う問題 |
| 表現・処理 | ノートのまとめ方、資料を読み取る問題 |
| 知識・理解 | 小テストや定期テスト |
関心・意欲・態度
授業態度や、時事問題への関心などが、評価されることが多い傾向にあります。ですから、授業中に積極的に発言したり、時事問題への関心を持つことが大切です。時事問題は、普段から、新聞やテレビのニュースをチェックしていれば、問題はありません。また、課題などの提出物は、忘れずにしっかり出しましょう。
思考・判断
調べ学習への取り組みなどが評価されることが多い傾向にあります。気になることは、「なぜ?」「どうして?」に対し、「~だから」といった理由や根拠も説明できるようにしておきましょう
表現・処理
ノートのまとめ方や資料を読み取る問題で評価されることが多い傾向にあります。特にノートのまとめ方は、ただ黒板に書かれたことを写すだけでなく、ポイントになるところは色を使ったり図や表にまとめるなど、見やすく分かりやすくまとめることが、成績アップにつながります。
知識・理解
主に小テストや定期テストで評価されることが多い傾向にあります。しかし、テストでは知識・理解だけが問われるのではなく、各観点から出題されるので注意が必要です。また、テストの問題用紙や解答用紙を良く見てみると、「知識・理解」や「思考・判断」など、どの観点の問題かが書かれていることがあります。
絶対評価での通知表の付け方
道内の公立高校の一般入試では、内申点と学力点とを上記の相関表に当てはめて合否を判定する仕組みが採用されています。









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