今年度の最初の定期テストが実施されます。
札幌市内近郊のほとんどの私立中学、中高一貫校では、今月下旬もしくは来月の上旬に、今年度の最初の定期テストが行われます。
今年1年の基準となる大事な試験と言えます。
特に、今年私立中学に入学した生徒にとっては、今後の6年間をの目安となる極めて大事なテストになります。
最大限の得点を取ることが大切です。
とにかく、努力を惜しまず、正しい勉強のやり方で、最大限の得点を取ることを目指して下さい。
将来、医学部を目指している生徒ならば、やはり学年30番内を目標にして欲しいと思います。
テスト結果が、低い得点なら、その低い得点が今後の基準となり、高い得点なら、その高い得点が今後の基準となっていきます。
入学したばかりの中学1年生にとっては、大きな試験は私立中学の入試以来だと思いますが、ぜひ、やるべきことをやって、高得点をとって欲しいと思います。
毎日の勉強を習慣化すること
私立中学に入学したからといって、通ってさえいれば、自然と学力が身につくというものではありません。
学校の先生が、手取り足取り教えてくれるわけでもありません。
やるのは、あくまで自分自身です。
こう言うと、とても大変なように感じるかもしれませんが、正しい勉強のやり方を習慣化してしまえば、決して大変なことではありません。
毎日、決まった時間に食事を取るように、毎日、決まった時間になれば勉強するというように、勉強を習慣化してしまえば良いのです。
そうすれば、たまに勉強しないことがあると、違和感を感じるはずです。
もちろん、勉強の中身も重要です。
・毎日の予習・復習(どちらに重点を置くかは人それぞれ)。
・テストが近づけば、演習の実施(具体的な問題に当たらなければ理解の有無を確認できない)。
・テストでは可能な限り満点を目指す(もちろん今の学力にもよりますが、80点でよしとするのは、20点分は甘え)。
・テストが終了すれば、その見直し(本当に面倒ですが、これをするかしないかで大きな差が生ずる)。
・苦手教科は、放って置かないで毎日取り組む(そうしなければ、いつまでたっても苦手なまま)。
このような正しい勉強のやり方を習慣化してしまえば良いわけです。
部活とも十分両立できますし、ゲームをする時間も確保できます。
最後に。
皆さんは、何らかの目標があって私立中学に入学したはずです。
将来、こんな職につきたい、そのためには◯◯大学の〇〇学部に合格したい、など。
もし、入学後、モチベーションが下降してしまったとか(入試で燃え尽きた)、やる気が出ないという生徒がいたら、ぜひ、受験当時を思い出して奮起して欲しいと思います。
6年間という長丁場では、少なからず、浮き沈みはありますが、一度遅れ出したり、低迷すると、一貫校の場合は授業スピードが早いので、挽回するのは本当に大変です。
高校受験がない分、なかだるみが長期化してしまい、学力が低下する生徒も、少なからず見受けられます。
皆さんは、しっかりとした能力を持っています。
能力がある以上、努力を惜しんではいけません。
やるべきことは、決して後回しにせず、今から全力で勉強に向き合って欲しいと思います。
そのために、私立受験を決意し、合格したわけですから。
札幌 家庭教師シニア 教務部