家庭教師シニア本部 スタッフからのメッセージ

【国語】三度目の!四字熟語読めますかクイズ

(カテゴリ:専任・S村

閲覧ありがとうございます! 専任講師のS村です。

 

さて、8月にこちらのブログを書かせていただきました。

【国語】帰ってきた!「四字熟語 読めますかクイズ!」

今回はシリーズ3回目!

さらにパワーアップ(当社比)した問題を、皆さんに出題しますよ!

 

準備はよろしいですか?

 

では参りましょう!

 

Level 1 漢検5~4級程度

 

(1)年百年中

(2)門外不出

(3)一寸光陰

(4)力戦奮闘

 

読めたでしょうか?

ここからずっと下に解答と解説が書いてあります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(1)年百年中(ねんびゃくねんじゅう)

意味:「一年中いつも」「年がら年中」「絶えず」などの意味。主にあきれたり、批判するときに用いる。

 

使用例:君は年百年じゅうチャーハンばっかり食べてるな。

 

(2)門外不出(もんがいふしゅつ)

意味:とても大切な技術や物などを、決して他人に知られないように人に見せ付けたり自慢することなく隠して外に出さないこと。

 

使用例:このギャグは門外不出のものだ。

 

(3)一寸光陰(いっすんのこういん)

意味:ほんの少しの時間のこと。少しでも時間を無駄にしてはいけないという戒めの言葉。

 

使用例:一寸光陰というように、君たちには受験勉強の時間を大切にしてほしい。

 

(4)力戦奮闘(りきせんふんとう)

意味:力の限り努力すること。または、全力で戦うこと。

 

使用例:皆さんの力戦奮闘する姿は素晴らしかった。感動した!

 

読めましたかな?

ここまでは小手調べ。次からが本番ですよ!

 

Level 2 漢検3級~準2級程度

さあ挑んでみよ!

 

(1)安穏無事

(2)心頭滅却

(3)陵谷遷貿

(4)杯中蛇影

 

読めたかな?

下にいって解答と解説をみてみよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(1)安穏無事(あんのんぶじ)

意味:問題ごともなく、世の中や暮らしが穏やかで安らかなさま。

 

使用例:はやく安穏無事な世の中にならないかなぁ。

 

(2)心頭滅却(しんとうめっきゃく)

意味:気を散らすような考えを消し去ること。または、集中してことにあたれば、苦しさを感じないということ。

 

使用例:ここは非常にうるさいところだが、僕ぐらいになると心頭滅却して勉強できる。

 

(3)陵谷遷貿(りょうこくせんぼう)

意味:世の中が非常に激しく変化して、今までとは全く別のものになることのたとえ。

 

使用例:コロナ禍で世の中は陵谷遷貿した。

 

(4)杯中蛇影(はいちゅうのだえい)

意味:疑う気持ちが強くなると、つまらないことでも過剰に気になり病んでしまうことのたとえ。

 

使用例:みんな敵に見えて杯中蛇影になり、もうだめだ。

 

さてさて、解けましたか?

次はいよいよLevel3。張り切って挑んでね!

 

 

Level 3 漢検2級~準1級程度

これらを読めたら本当にすごい! 力量あるよ!

それでは、参りましょう!

 

(1)眉目秀麗

(2)披星戴月

(3)衣履弊穿

(4)行住坐臥

 

1つでも読めたらすごいです!

解答は下に掲載してますよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(1)眉目秀麗(びもくしゅうれい)

意味:顔立ちが美しく整っている様子。主に男性に対して使う言葉。

 

使用例:あの俳優は眉目秀麗で美しい。

 

(2)披星戴月(ひせいたいげつ)

意味:夜明け前から夜遅くまで精一杯仕事をすること。

 

使用例:私の父は披星戴月といわれるほどに仕事熱心だ。

 

(3)衣履弊穿(いりへいせん)

意味:ひどく粗末な服装のこと。

 

使用例:ジーンズに大きな穴開けてくるとは、まさに衣履弊穿だ。

 

(4)行住坐臥(ぎょうじゅうざが)

意味:普段の生活で行う最も基本的な動作のこと。転じて、普段や常々という意味。

 

使用例:行住坐臥こそ大切にしておきたいものだ。

 

お次がいよいよラスボス。

覚悟はできているかな?

 

 

Level MAX 漢検1級程度

難しいけど、ひとつ、お試しと思ってチャレンジしてみてください。

 

(1)勧百諷一

(2)咫尺之書

(3)顛沛流浪

(4)悖入悖出

 

まさにラスボスにふさわしい四字熟語。

皆さん、解いてみてください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(1)勧百諷一(かんびゃくふういつ)

意味:役に立ったり利益になることがあまりなく、悪影響を与えたり損害になったりすることのほうが多いこと。

 

使用例:あの政治家が総理になるのは勧百諷一というものだよ。

 

(2)咫尺之書(しせきのしょ)

意味:短い手紙の文章や書状のこと。

 

使用例:彼の手紙は咫尺之書といえるぐらいの短さだった。

 

(3)顛沛流浪(てんぱいるろう)

意味:つまづいて倒れたり、ふらふらしながら、当てもなく歩くこと。

 

使用例:父を失った喪失感で、帰り道は顛沛流浪の様だった。

 

(4)悖入悖出(はいにゅうはいしゅつ)

意味:不当な行いで得た財産は、同じように不当な方法で出て行くということ。

 

使用例:詐欺でだまし取ったお金を詐欺でだまし取られた。まさに悖入悖出というやつだ。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

四字熟語を学ぶことで、皆さんの知識の幅が広がればよいなと思っております。

 

 

 

㈱シニア 札幌家庭教師派遣センター 専任講師 S村