(カテゴリ:社員講師T・R )
みなさん、こんにちは。
教務部 専任講師T・Rです。
最近は、それほど気温が上がらないので、
過ごしやすい日が多いですね。
前回、
「目的」と「目標」の違いについて触れましたが、
本日は…
目的の「その先にあるもの(こと)」について
です!
最初に一つ、ご紹介したいお話があります。
これからのお話は…
とある一人の(数学)学者
が、
一つの計算方法(公式)を発見した
お話です。
その(数学)学者が、少年時代のとき、
学校の先生が、
「1~100までを、全て足した答えは?」
という発問に、即答で答えた!
ということです。
恐らく…
その少年には、その時即答出来た”何かの裏づけ”
が、あったと思われます。
例えば…
・過去に、何度か唐突に発問されて、答えられなく、悔しい思いをした。
・計算を行うにつれて、もっと効率良い計算方法が、ないのかを考えていた。
等々…。
これは、あくまでも私の推測です。
本当は、その(数学)学者に直接聞いてみたら早いのですが、
遠い過去の方なので、聞くことは出来ません(笑)。
実は…
今回のお話は、ガウスという(数学)学者のお話でした。
そして、このガウスが導いた
「ガウスの計算方法」で、
1~100の総和を一瞬で、5050と答えられたのです。
この「ガウスの計算方法」の内容が、
実は…
「等差数列の総和を求める公式」(主に高校数学で、出てきます)
として、現在も使われております。
下記は、その公式内容に当てはめて、求めた内容です。
【解説】
求める和を S として、
S=1+2+3+4+・・・・・・+97+98+99+100
ここで、加える順番を逆にしても和は変わらないから、
S=100+99+98+97+・・・・・・+ 4+ 3+ 2+ 1
S= 1 + 2+ 3+ 4+・・・・・・+97+98+99+100
二つの式を辺々加えると、
2S=101+101+・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・+101+101
=101×100 ( 101 がちょうど100個あるから!)
したがって、
S=101×100/2=5050
【公式】
初項 a,公差 d,項数 n,末項 の
等差数列の初項から第 n 項まで の
和 Sn は,
果たして、ガウスは、どんな思いで、
この計算方法(公式)を導き出したのでしょうか…?
今回、ご紹介したお話から、
私が伝えたいことは…
・一つの目的達成が、二つ以上のプラス効果を生み出す。
・一つの目的達成が、ゴールではない。
・目的達成に向けた一生懸命な姿は、必ず誰かが見ている
ということです。
①(目的に向けた)目標を掲げる。
②目標を達成して、目的も達成する。
③目的を達成した後の、自分の姿を考えてみる。
上記のポイント3点は、
大切にしていきたいですね ^o^
札幌家庭教師シニア 教務部 専任講師T・R