札幌家庭教師シニアからオススメの本 『エイジ』 重松清著

今回ご紹介の本は、北海道大学工学部大学院生の F家庭教師からのオススメの一冊です。

とてもソフトで、責任感の強い女性家庭教師です。

生徒との信頼関係を大切に指導してくれます。

 

『本のタイトル』  

「エイジ」 重松清著 新潮社

 

『読んだ時期』   

中学1年生の時

 

『本の内容』    

中学生のエイジは、家族や友達のことで悩んだり、立ち止まったりしている。

そんなある日、街で起こった連続通り魔事件の犯人が、同級生だったことがわかった。

事件をきっかけに少しずつ何かが変わっていく。

中学生エイジの視点でリアルに描かれる日常のお話。

 

『読んだ感想』   

確か中学1年生の時に読んだと思いますが、エイジの心理描写が印象的で、「わかるなぁ」、「こういう風に感じるのは私だけじゃないんだなぁ」と思ったのを記憶しています。

連続通り魔なってしまった同級生が何を考えていたのか、全てに「キレ」たいと思うことってあるよなぁと考えを巡らすエイジに、私も共感しました。

お話自体は決して明るくないのですが、登場人物がみんな生き生きとしていて人間味があって、最後には、少し心がスッキリするお話だと思います。

 

『きっかけ』    

本屋さんで何となく手にとって、裏表紙のあらすじが気になったので。

 

『お薦めの人』   

中学生の方はもちろん、人間関係に悩んでいる人、少し毎日がつまらない人にオススメです。

 

 

中学生なら、誰もが共感できる内容だと思います。

この夏、じっくり噛みしめながら読んでほしい一冊です。

中学生の方にオススメの一冊です。

札幌家庭教師シニア 教務部