今回ご紹介する本は、北海道大学工学院のT家庭教師からのオススメの一冊です。
現在、シニアの教室で高校生の指導を担当していて、とても誠実な大学院生家庭教師です。
生徒はすでに、推薦で北海道科学大学に合格しています。
『本のタイトル』
「手紙」
東野圭吾著 文春文庫
『読んだ時期』
14歳 中学3年生の時
『本の内容』
犯罪者の親族の立場に立って、その心情の動向を丹念に追った作品。
『感想』
犯罪というのは、被害者を苦しめるだけでなく、犯罪者の身内にまで、その苦しみが降りかかることが描かれていて、人それぞれの価値観の違いや、差別なども、たくさん考えさせられる1冊でした。
『きっかけ』
親の蔵書
『お勧めのひと』
全ての人に読んで欲しい本です。
<教務部より>
とても、重くて深い本だと思います。
差別とか、偏見について、真剣に考えさせてくれます。
14歳で読むには重たすぎるかもしれませんが、その歳でも、読む価値は十分にあると思います。
この春休みに読んで欲しい1冊です。