(カテゴリ:中高一貫校 )
札幌市内の私立中学に通う中学1年生の家庭教師指導報告書および家庭教師の指導報告から。
生徒が中学受験の時から引き続き、中高一貫校出身の北海道大学農学部の男性家庭教師が、生徒宅での指導を担当しています。
生徒は、英語力向上に取り組んでいます。
<10月中の指導の状況>
この4回は、英語の指導が主ですが、特に、英作文能力の向上につながるように指導しています。
英語の技能は、リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングの4つに区分できますが、後ろの2つを、最終的に伸ばしきりたいと思っています。
<向上点>
ライティング能力が、ある程度伸びてきています。
具体的には、代名詞の扱い、スペリングに関するミスが減ってきました。
理科については、計算ミス、読み取りミス(グラフなど)がない限り、解けるようになりました(密度分野など)。
<今後の方針>
問題点は、知識(語彙力など)の不足、楽に解くための工夫です。
思考力は十分にあります。
だだし、それを使い活かすためには、知識が必要不可欠です。
加えて、知識を変に問わない思考力勝負の問題でも、ヒントが書かれているのに見逃してしまうといったことがよくあります。
思考力がせっかくあるのだから、それで楽に解けると考えて、問題に当たると良いです。
そうできるように、今後の指導を続けていく方針です。
札幌 家庭教師シニア 北海道大学農学部 大学生家庭教師
<教務部より>
今回、保護者の方からコメントがありました。
『細かく分析して頂いており、S先生には感謝しています。
今後も、欠点の発見及び弱点を指導してもらい、勉強の仕方を教えて欲しいと思っています』
思考力で解けるのであれば、知識に頼らず、思考力だけで解くのが良いと思います。
普段の勉強でも、ある程度の知識を身につける必要はもちろんありますが、どちらかと言うと、知識よりも思考力重視の勉強をすべきです。
つまり、問題文に書かれていることだけから考えて解を導くということです。
読み落としたり、付加したりすれば、正解は導き出せません。
今後、大学入試で求められるのは、その部分です。
その辺りをしっかり意識して、今後の指導をお願いします。