(カテゴリ:中高一貫高校生 )
閲覧ありがとうございます! 専任講師S村です。
さて、皆さんは「英語を勉強して下さい」と言われたときに、どのように勉強しますか?
英単語を見る。結構結構。
文法を確認する。それも結構。
長文を読む。頑張ってますね。
しかし、覚えるだけ――「インプット」型の勉強だけでは、成績が上がる保証はできません。
中高一貫校、加えて、公立の学校の生徒さんでも、成績の良い人は覚えるだけの勉強をしていません。
必ず、仕入れた知識を使う「アウトプット」型の勉強をしています。
今回はこの、アウトプットの勉強法についてご紹介しましょう。
そもそもインプット、アウトプットとは?
インプット(input)とは「入力する、取り込む」という意味の英語です。勉強においては、単語や文法、文の形式などの記憶などの覚える作業のことを指します。
一方、アウトプット(output)とは、「出力する、発信する」という意味の英語で、勉強においては、覚えた単語や文法を使って問題を解く、文を実際に書いてみる、教科書を音読するなどといった作業のことを指します。
勉強において大事なのはアウトプット型の作業
勉強方法を紹介している多くのネットサイトには、このアウトプットの作業が大事だと述べられています。S村も同意見です。
というのも、人間はどうしても忘れてしまう生き物だからです。
いくら知識をインプットしても、何もしなければ2日もすれば忘れてしまいます。
アウトプット型の勉強をすると、知識が定着しやすくなります。
よく、まとめノートを作ったけれども、テストの得点に結びつかないという人、いませんか?
それは、まとめノートを作った後に、それを読んだり、蓄えた知識をアウトプットするテストなどの問題に挑んでいなかったりするからです。
では、どのような勉強がアウトプット型の勉強になるのでしょうか。
アウトプット型の勉強法
アウトプット型の勉強とは、すなわち口や手を動かす作業を行う勉強となります。
例えば、教科書の音読。一見効果がないように思われますが、知っている知識を、口を使って話して耳で聞くことで思考が整理されます。
また、人に勉強を教えることも自分の知識の確認になりますし、何より知識を使い順序立てて答えを導く練習となります。
先生が話している内容を逐一メモに取ることも、耳で聞いた情報を手で整理するという点で、立派なアウトプット型の勉強になります。自宅でまとめノートを作り、それを音読するとなお効果的です。
まとめ
もちろん、インプット型の勉強が大切ではないという事ではありません。インプットしなければアウトプットもできませんし。
大事なのは、インプットするのは当たり前、それをどのようにアウトプット型の勉強に活かすかなのです。
暑いですね!
水分&塩分補給、忘れずに!
熱中症対策も怠らないでね!
㈱シニア 札幌家庭教師派遣センター 専任講師 S村