今日ご紹介する一冊は、北海道大学文学部人文科学科のM家庭教師からのオススメの本です。
今年からシニアで活躍してくれている家庭教師です。
野球、スキー、弓道など、スポーツマン。小樽潮陵高校出身。
《タイトル》
『びりっかすの神さま』 作・絵 岡田淳 偕成社
《内容》
成績順で席がきまる小学校に転校してきた始。そのクラスには、ビリになると見える神さまがいた。
一番になることより大切なことを描いた物語。
《読んだ時期》
小学4年生 10歳のとき
《感想》
活字本に全く興味が見出せず、専ら漫画ばかりを読んでいた頃に、ふと手に取った本で、私が初めて最後まで
読み通すことのできた活字本です。
内容は至極簡単ですが、その割に厚みがあり、活字に全く慣れていなかった私にとっては、十分に達成感を感じることができました。
小学生はもちろん、未だ活字に苦手意識を感じる中学生にも、国語をすすんで勉強できるようになるとっかかりとして、大いに役立つと思います。
《きっかけ》
小学校の「読書の時間」、図書館からたまたま支給されていたから。
《オススメ》
活字に苦手意識のある小学生・中学生には、是非、読んで欲しい一冊です。
もし、小学4年生のときに、この一冊に出会っていなければ、その後も漫画を読み続け、北大文学部に進学することもなかったかもしれませんよね。
まさに、人生を変えた本!
本が嫌い、活字が嫌いという生徒に、強制的に押し付けると、まずダメです。
お茶の間にさりげなく置いておく。
タイトルが興味深いので、きっと手に取ってくれると思います。
札幌家庭教師シニア 教務部