札幌家庭教師シニアからのオススメの本 『青空の卵』

今回ご紹介する一冊は、北海道大学教育学部のH家庭教師のオススメの本です。

2年半ほど前からシニアの家庭教師として活躍してくれているとても穏やかで優しい女性家庭教師です。
札幌市近郊の北広島高校出身。

家庭教師の志望動機は、
「子供の気持ちを大切にする大人になりたいと思っていて、家庭教師として生徒に寄り添いながら指導していきたいと思います」。

 

《タイトル》   

『青空の卵』 創元推理文庫 坂本司著

 

《読んだ時期》  

中学1年生のとき

 

《本の内容》   

主人公の坂本司は、自称ひきこもりの友人、鳥井真一が作るおいしい料理を食べながら、身近に起こる様々な謎を鳥井に話す。
鳥井は、鋭い観察眼を持ち、次々と真実を描き出す。

人と出会うことによって、二人が少しずつ成長していく物語。

シリーズもので、1巻目が『青空の卵」、2巻目が『仔羊の巣』、3巻目が『動物園の鳥』の3部作。

 

《感想》    

文章がとてもわかりやすく、読みやすいです。

本当に自分の周りで起こりそうな問題ばかりがテーマになっているので、今まで気づかなかったことがたくさんあることに気づき、自分の世界が広がります。

元気に振舞っている人、攻撃的に見える人も、悩み、傷つき、弱いいのだということも、改めて気づくことができる、こころ温まる物語です。

 

《きっかけ》   

あまり文庫本に慣れていない中学1年生のころで、表紙がかわいらしく、穏やかな推理小説というところに惹かれたから。

 

《お薦めの人》  

本を読んでみたいけれど、どれが面白いのかわからない人。
また、人間関係で悩んでいる人にオススメです。

 

「本を読んで自分の世界が広がる」、これこそが読書の醍醐味ですよね。

そんな本にいつ出会えるのか。

この本はオススメです。
特に、小学生、中学生の方には読んで欲しいと思います。
三部作、読んでみましょう。

 

札幌家庭教師シニア 教務部