今回ご紹介する一冊は、北海道教育大学札幌校のY家庭教師からのお薦めの本です。
中学教員志望の誠実な家庭教師です。
札幌北陵高校出身。
《タイトル》
『海の武士道』 恵隆之介著 産経新聞出版
《読んだ時期》
中学校3年生の時
《本の内容》
日本海軍、工藤俊作中佐が、太平洋戦争中に漂流中のイギリス海軍のサムエル・フォール卿やその他の軍人を、自分たちが攻撃目標にさらされることになるにもかかわらず、救助するというお話。
《感想》
戦争というものが、本当に悲しいものであるということがよくわかる本です。
私たち日本人の先代の人たちが行っていた道徳的な振る舞いに、とても感動します。
歴史の教科書には載っていない、とても良い歴史のお話だと思います。
《きっかけ》
新聞で知ったから。
《お薦めの人》
中学・高校生で、歴史嫌いな人にオススメ。
そうですね、この本は、歴史好きな中学・高校生にはもちろん、この家庭教師が言う通り、歴史嫌いな中学・高校生には、是非、読んで欲しいと思います。
学校の教科書にも、いろいろな歴史的事実が紹介されています。
しかし、量的な制約があるので、その背景にある様々な事実は紹介されていません。
この一冊を読むと、歴史が大好きになるかもしれませんよ。
但し、歴史には、作者の主観が入っていることを忘れずに。
これも、歴史を学ぶ上での醍醐味です。
札幌家庭教師シニア 教務部