今回ご紹介する本は、北海道教育大学札幌校(国語教育分野)のT家庭教師からのお薦めの一冊です。
もちろん、将来、教職に就くことを目標に札幌の教育大学に入学しています。
指導の技術は発展途上ですが、精一杯がんばりたいということで、現在、シニアの家庭教師として活躍中です。
生徒のことを真剣に考えてくれる家庭教師です。
『タイトル』
「天地明察」 冲方 丁(うぶかた とう)著
『読んだ時期』
中学1年生の時
『本の内容』
渋川春海という江戸時代の碁打ちが、ひょんなことをきっかけに天文学の道に進み、日本の新たな歴をつくる、という物語です。
学ぶことの面白さや、ライバルという存在の重要性が学べる上、歴史を学ぶとっかかりにもなると思います。
『感想』
中学1年生の頃、本屋大賞をとった作品ということで何となく手にした本だったのですが、それまで、勉強に興味がなかった自分の価値観を180度変えた本でした。
本気で天文学に取り組み、新たな発見に全精力を注ぐ男たちの姿をみて、自分も何かに全力で打ち込みたい、と思うようになりました。
『きっかけ』
本屋大賞をとっていた本だったので、何となく手に取りました。
『お薦めの人』
中学生・高校生で歴史に興味のある人。
勉強する意味がわからない人。
勉強する意味がないと思っている人。
偶然手に取った本で、180度自分の価値観が変わってしまう。
それも、良い方向に。
素晴らしい一本だと思います。
是非、読んで欲しい一冊です。
札幌 家庭教師シニア 教務部