今回ご紹介の本は、北海道大学法学部のI家庭教師からのオススメの一冊です。
京都出身のとても誠実な好青年です。
『タイトル』
「不毛地帯」 山崎豊子著 新潮社
『読んだ時期』
高校2年生 17歳の時
『本の内容』
戦中、陸軍中佐で大本営参謀であった壱岐正(いきただし)を主人公とするお話。
戦後、彼は商社に入社し、様々な困難を伴った商戦を頭脳を駆使して戦い抜いていく。
『感想』
この本に深く影響を受け、私は法学部を志望し、商社マンとなって世界を相手に日本のために働きたいと思いました。
一流の商社マンとして活躍するためには、英語はもちろんのこと、他の言語や行動力、論理力、相手を説得する能力が必要です。
私はこの本を通じて、大学生の間に何をすべきかを見つけたように感じます。
『きっかけ』
父と一緒にこの本のドラマを観ていて、面白いと感じ、このドラマの原作を読みたいと思ったから。
『お薦めの人』
将来の仕事について漠然としている人には、役に立つと思います。
他の山崎豊子さんの作品もオススメです。
「華麗なる一族」、「白い巨塔」など。
こういう出会いは本当に素晴らしいことです。
人との出会いも、それはそれで素晴らしいことですが、本との出会いもそれに劣らず素晴らしいことです。
特に、感受性豊かな10代のうちに。
この夏、是非、高校生の方に読んでほしいと思います。
札幌家庭教師シニア 教務部