今回ご紹介する本は、北海道教育大学札幌校、教育学部のH家庭教師からのオススメの一冊です。
水泳、スキー、バレーボールなど、スポーツ万能であるとともに、教員志望だけあって、
とても責任感が強い女性家庭教師です。
『タイトル』
「精霊の守り人」 上橋菜穂子著 新潮文庫
『読んだ時期』
中学3年生 14歳の時
『本の内容』
NHKでドラマ化されていて、主人公であるベルサは、女用心棒として皇子を守ります。
幼なじみの薬剤師や、その師匠、皇子の命を狙う刺客など様々な人物が登場します。
文中に描写される風景や、何気ない食事などにも、細かな工夫がなされています。
『感想』
読んでいてとても面白く、1日で読み終わってしまいました。
続編もあり、すべてのシリーズを読みました。
独特な世界観も魅力の一つです。
その中にも、人間関係や、心理描写といったものも、しっかり感じ取る取ることができます。
シリーズ毎に時間が進むので、主人公の成長した姿を見ることができます。
『きっかけ』
友達から、面白いと勧められて借りたのが、きっかけです。
『お薦めの人』
小説など、本を読んでみようとは思うが、内容が難しそうとやめている人に、是非、読んでもらいたいです。
元は児童書なので、子供でもわかりやすく、また、大人でも楽しく読むことができます。
<教務部より>
以前もお話しさせていただきましたが、この本を推薦してくれる家庭教師はとても多い、というのが実感です。
「いろいろ想像しながら楽しく読めた」、「夢中で読んだ」、今回勧めてくれた家庭教師のように「面白くて1日で読んだ」などなどです。
やはり、小学生、中学生という多感な時期に、ファンタージー小説を読むというのは、想像力が広がるというのか、とても良い影響力があるように思います。
この本を読むことによって、他の本にも興味を持ち、本好き、読書好きになってくれれば、人生がより豊かになるはずです。
小学生、中学生、高校生、すべての生徒にオススメです。
札幌家庭教師シニア 教務部