今回ご紹介する本は、北海道教育大学札幌校のO家庭教師からのオススメの一冊です。
とても明るく前向きな女性家庭教師で、その元気さに、生徒が負けそうなくらいの勢いです。
『本のタイトル』
「センセイの鞄」 川上 弘美著
文春文庫
『読んだ時期』
高校3年生 18歳の時
『本の内容』
主人公のサキコさんは、行きつけの居酒屋で、30歳年の離れた高校の恩師だったセンセイと再会する。
センセイの「デートいたしましょう」の一言から、二人の恋愛が始まる。
『読んだ感想』
大人の恋愛小説ですが、豊かな自然描写や人の心の難しさなどが、いろいろなところに散りばめられていて、想像力が刺激される、読んでいて楽しい本です。
いつか、こんな大人になれたらいいなと思いました。
『読んだきっかけ』
大学入試用の問題集に、この本の一部が出ていて、 続きがとても気になったから。
『お勧めの人』
新しい世界や、自分が想像できないことに触れてみたい高校生の皆さん。男女問わず。
<教務部より>
確か、テレビでも放送されたように記憶しています。
純文学作品です。
多感な高校生の皆さんに読んでほしいと思います。
この家庭教師のように、想像力が刺激される体験がきっとできますよ。