今回ご紹介する本は、北海道大学経済学部のH家庭教師からのオススメの一冊です。
札幌旭丘高校、あの有名な合唱部出身の、とても明るくて優しい女性家庭教師です。
『本のタイトル』
「火の鳥」 手塚 治虫著
『読んだ時期』
小学5、6年生の頃
『本の内容』
火の鳥という不死鳥の生き血を飲んだ者は、不老不死になる。
火の鳥と関わりながら、悩み苦しみ、戦い、残酷な運命に翻弄され続けながらも生きる人々の物語。
黎明期、未来編、ヤマト編など、時代も場所も異なる舞台設定となっています。
『読んだ感想』
様々な登場人物の考えや思い、生き方に触れ、今思えば、初めて哲学的なことに思いをめぐらせるきっかけになりました。
初めて読んだときは、小学生でしたが、高校生になってから改めて読み返しても、新たに得るものがありました。
漫画なので読みやすいですし、子供だけでなく、大人の方にもオススメしたい本です。
『きっかけ』
小学校の学級文庫にあったので。
漫画だったので、読みやすそうだと思ったから。
『お勧めの人』
誰でも、どなたでも!
<教務部より>
手塚治虫といえば、我々の世代だと思いきや、決してそうではないようです。
漫画であろうと、それを読むことによって、想像力が広がったり、いろいろ思い巡らされることがあれば、なるべく早い時期に、積極的に読むべきだと思います。
ただ、この先生が言うように、大人でも十分楽しめると思います。