小学生・中学生 家庭教師ブログ

あなたの勉強に対する支点の視点は、どこを向いていますか?

(カテゴリ:中学生家庭教師指導現場からのメッセージ

みなさん、こんにちは。

先日の3月5日(火)は、
「北海道公立高校」の入試(筆記試験)がありました。

受験されたみなさん、
本当にお疲れ様でした。

あとは、
『人事を尽くして天命を待つ』
といったところですね!

「想いは伝わる(通じる)」です!

改めて、
今回の公立高校入試について、簡単に振り返ってみましょう…。

【総評】 
『難易度・出題内容』
5 教科としては,標準問題・裁量問題ともに昨年と比べて易しめの出題傾向でした。標準問題では,理科・英語の基本問題の出題が増えたことで、昨年に比べて5 ~10 点程度平均点が高くなると予想されます。また、裁量問題でも,数学が大幅に易しくなり,10 〜 15 点程度平均点が上がると予想されます。これは、数学の裁量問題史上、最も易しかったと言っても過言ではありません。一定レベル以上の裁量問題採用校では,高得点での一点を争うシビアな選抜となる可能性が高いです。出題形式は昨年から大きな変更はなく,例年通りの傾向でした。近年増えてきているのが、表やグラフなどの読み取りやデータの活用に重点をおいた出題です。今年もありました。今後の新学習指導要領の実施や2020 年以降の大学入試改革に向けて,このような傾向が多くなってくると、今後予想されます。

【国語】
『難易度・構成』
標準問題は例年並みの難易度でした。裁量問題が例年と比べて易しく,昨年より平均点が若干上がりそうです。形式・配点とも例年の傾向通りで特別変化はありませんでした。

【数学】
『難易度・構成』
裁量問題が例年に比べて大幅に易しくなりました。裁量問題の平均点は大きく上がり,40 点を越えてくると予想されます。標準問題は、ほぼ昨年並みの難易度でした。問題の構成では、例年と比べての変化がありました。裁量問題は例年大きく分けて3 題という年が続いていましたが,今年は2 題となりました。また、裁量問題に「資料の活用」が取り上げられたのも初めてです。方程式による解法が例年に比べ多いことも特徴です。(3の問2,4の問3,裁量5の問2)

【社会】
『難易度・構成』
例年よりやや難しめの出題でした。大問1は、例年通り語句の解答が多く、標準(基本)的な内容の問題となっています。大問2は、例年より難しめ,大問3と4は、例年通りとなっております。大問構成は、昨年と同様です。小問集合1 題,地理・歴史・公民の各分野から1 題ずつの合計4 題。小問数は41 問(昨年と同様)でした。各分野の配点は,大問2の歴史が13 点(8 問),大問3の公民が13 点(6 問),大問4の地理が13 点(6 問)です。完全解答の出題は16 問でした。

【理科】
『難易度・構成』
難問がいくつかありましたが,標準(基本)的な難易度の問題が増加し,完全解答が減少した為,平均点は昨年より高くなる可能性が予想されます。構成は、例年から大きな変更点はなく,全体の小問数は39 問で,配点も例年通り。大問1が18 点分,大問2~5が10 ~11 点分でした。また、今年は作図の問題が出題されておりません。

【英語】
『難易度・構成』
例年と比較し,全体的に易しい問題が多く出題されました。長文はいずれも身近な題材で,話題性のあるものもあり,読みやすかったと思います。出題の各英文の文構造も把握しやすいものが多かったと思います。記述問題も,書く内容が分かりやすく,比較的答えやすかったと思います。また、大問構成・配点とも,昨年と同様の形となりました。

※上記の内容は、札幌家庭教師シニアによる調査結果です。

以上となります。

今回、
上記の内容を、特にご覧になってほしいのが、中1・2生です!

中1・2生のみなさん、
今回の内容を見て、
どのように思いましたか?
どのように感じましたか?

もしかすると、
このように思ってはいませんか…

「公立高校の入試って、簡単じゃないの?」
「あまり勉強しなくても、いけそうじゃない?」
「入試って、意外に楽勝じゃない?」       等々…。

この考え方は、とてもキケンです。

どうして、
例年より易しく思えるのですか?
どうして
例年に比べて、平均点が高くなるのですか?

それは…
受験生(中3生)には、
これまでの蓄積されてきた知識(考え方・捉え方・味方・暗記事項 等 )
があるからです。

これは、今すぐに身につく内容ではありません
長期的に、継続して勉強することにより、身につのです

さぁ、中1・2生のみなさん、
今から、
「入試が簡単だと思えるように、知識を身につけましょう」
「勉強を通じて、心身を鍛え、入試の緊張感の中でも普段通りに力が発揮できるようにしましょう」
「勉強の積み重ねで知識の定着を強化し、入試当日の点数を高くとることで、周りの方々を良い意味で驚かせましょう」

※『明日やろう…』は、遅いですよ!

ココからの、
あなたの 視点視転 が、素晴らしい明日に向けた 始点 となるのです。

みなさんの日々の生活に、幸あれ!

※最後まで読んでいただき、誠に有難うございます。

札幌家庭教師シニア 教務部