小学生・中学生 家庭教師ブログ

学習体力を考える

(カテゴリ:中学生指導現場からのメッセージ

閲覧ありがとうございます! 専任講師のS村です。

 

最近、「学習には体力が必要なのではないか」、と考える機会が多くなりました。

というのも、まとまった時間で勉強をすると集中力が切れる、授業が始まって20分ほどにもかかわらず、疲れがどっと出てしまう生徒さんが増えてきたように感じるからです。

 

「学習に必要な体力」のことを、仮に「学習体力」と呼ぶことにしましょう。

 

S村はここで困ってしまいました。

学習体力と名付けたは良いけど、これっていったいどういうもので、どうやったら養うことができるのか?

 

考え続けること数か月、S村は一つの考えにたどり着きました。

学習体力とは次の式に表されるものではないか、と。

 

学習体力=集中力+忍耐力+(三食+十分な睡眠)

 

 

学習体力の式の意味

上の式に書いたものは、学習するときに求められる力を単純に足し算したものです。

集中力は、ケアレスミスの防止や問題の意図を理解するために、さらに時間をかけて机に向かうために必要な能力。

忍耐力は、間違えた問題を根気よくやり直しして、わからなかったところを理解するために必要な能力。

そして、学習には当然頭を使いますから、脳に栄養が行き届くようにしっかり朝食・昼食・夕食を取り、十分な睡眠をとることも必要になってきます。

 

これらの質を高めることで、学習体力が総合的にアップします。

 

学習体力を養うには? その① 集中力編

集中力を養うためには、ひたすらに問題を解くという、学習の原点に戻った方法を取るのがベストでしょう。

集中力がまだついていないと感じている方は、計算問題や漢字の書き取りなどをひたすらに行います。

そこからだんだんと文章題などの応用問題に取り掛かるようにしてください。

 

大事なのは、段階的に、と言うことです。いきなり自分のレベルより高いことを始めてはなりません。

 

学習体力を養うには? その② 忍耐力編

忍耐力を養うには、決められた時間を設定して学習する方法がおススメです。

決して時間を余らせて勉強を終わらせてはいけませんし、逆に設定時間をオーバーしてもいけません。

時間をオーバーしてもいけない理由は、だらだらと勉強することを避けるためです。

これも集中力の時と同じく、自分のレベルに合わせて、10分、30分、1時間…という風に、伸ばしていきましょう。

 

学習体力を養うには? その③ 生活習慣編

先ほども述べましたが、毎日三食食べる、十分な睡眠をとるということは、脳を動かすことにとって非常に大切です。

具合が悪くて食べられない、といった事情はやむをえませんが、そうした体の異変がない限りは、脳を動かし、集中力や忍耐力を養うためにも、規則正しい生活リズムを心がけましょう。

 

まとめ

学習体力=集中力+忍耐力+(三食+十分な睡眠)

 

学習体力が身に付けば、一日12時間学習だって現実の話になってきます。

まずは自分のレベルを見つめなおし、そこから自分に合った時間や問題の設定を始めましょう。

もちろん、生活習慣の改善もしておきましょうね!

 

 

目指せ、学習体力自慢!

 

 

 

㈱シニア 札幌家庭教師派遣センター 専任講師 S村