(カテゴリ:教務部S村 )
閲覧ありがとうございます! 専任講師S村です。
中高一貫校生の皆さん!
ご入学、ご進級、おめでとうございます!
さて、4月も半ばを過ぎたこの季節、あたらしい環境に少しずつ慣れてきたのではないでしょうか。
今は雰囲気も変わり、さあ頑張るぞ! という人も、年度半ばをすぎると勉強へのモチベーションが下がるということがよく見受けられます。
S村が見る限りにおいてですが、モチベーションの低下は学年が上がると次第にそのスピードを増していき、定期テストに臨む気力を保つので精いっぱいだという方も多いです。
そして、受験が近づくにつれておしりに火が付き、やっとの思いで成績を上げ、大学に合格する…という流れを、私はこれまで幾度も見てきました。
一方で、勉強に対してモチベーションを保ち続け、自分の希望する大学に合格する人々もいます。
このような人々にはどういった共通点があるのかを観察したときに、S村は3つの発見をしました。
それは、
①目標とする進路実現のために、自分ができるあらゆる手段での情報収集をしている
②勉強することを当たり前、生活の一部と捉えている
③毎日の時間の割り当てが安定している
この3点です。
今回は①について詳しく掘り下げ、アドバイスとして皆さんにお送りしたいと思います。
モチベーションと進路先の情報の関連
さて、本題に入る前に「なぜ進路先の情報がモチベーションに関わってくるのか」を説明しましょう。
結論から示すと、「自分が今やるべき勉強が分かるため」ということになります。
例えば、北海道大学の医学部に入りたいと考えたとしましょう。
とりあえず難しい勉強に手を付ける。しかし、具体的な受験内容が分からなければ、何をやったらよいのかが分からない。
そして、中高一貫校は日々こなさなくてはならない宿題や小テストに向けた勉強が多い。
これでは、自己学習をしようにも、やればよい勉強もわからない、やることも多いということで、段々と勉強意欲が下がってくることになってしまいます。
こうした場合、少しでも入試内容や傾向などが分かれば、自分がどういった勉強をすればよいか分かり、日々の学習の方向性も定まることにつながります。
まずは情報を集めるところから
中高一貫校でモチベーションを保ちながら勉強している人は、自分の行きたい大学の情報をきちんと収集しています。
学校の先生をはじめ、塾、家庭教師の講師、そして大学から取り寄せたパンフレット等々……まさに、余念がないという表現がぴったりです。
そして、集めた情報をもとにして、自分が「今」やるべき勉強は何かを考えています。
もちろん、彼らも等しくたくさんの課題や小テスト対策をこなしています。なぜ並行してそんなに勉強できるのかということは「②勉強することを当たり前、生活の一部と捉えている」ことにあります。詳しくはこちらから。
今、勉強の方向性に迷っている、モチベーションが下がっているという人は、まずは進路先の情報を見て、どういった勉強が必要なのかを考えてみてくださいね!
コロナで大変ですが、10分でもいいので自分の勉強時間を確保しましょう!
勉強時間の確保の仕方のアドバイスは、こちらから!!
㈱シニア 札幌家庭教師派遣センター 専任講師 S村