中高一貫校・私立中学生 家庭教師ブログ

学習意欲の保ち方 その②「まず手をつけてみるべし」

(カテゴリ:中高一貫校

閲覧ありがとうございます! 専任講師S村です。

 

S村が中間一貫校生に送るアドバイスシリーズ第二弾。

前回(こちらから閲覧できます)は、

「勉強に対してモチベーションを保ち続け、自分の希望する大学に合格する人々は、①目標とする進路実現のために、自分ができるあらゆる手段での情報収集をしていて、②勉強することを当たり前、生活の一部と捉えており、③毎日の時間の割り当てが安定している」という話と、「進路先の情報収集が、今やるべきこと学習の方向性を決める」という話をさせていただきました。

 

今回は上に書いた②について書いていこうと思います。

 

 

勉強につらさを感じてしまうのはなぜか

今時期は、各授業も軌道に乗り出し、宿題や小テストの量も多くなってきたのではないでしょうか。

小学校とも公立中学校とも違う環境下にあり、課題やテストに追われて大変という人も少なくはないと思います。

 

自分の勉強時間を確保したくてもできない。

やろうと思っても気力が持たない。

一度でもこのように思ってしまうと、一気にモチベーションが下がってしまいかねません。

 

これが勉強に苦痛を感じる、大きな一因として挙げられます。

 

 

中高一貫校の基本的スタンス

さて、話は変わりますが、S村は大部分の中高一貫校の勉強に対するスタンスを、「課題をこなすのは最低限のこと、自分で勉強するのは当たり前」というものであると考えています。

授業中にこうしたことを教科担任の先生に言われたりしたこと、ありませんか?
この立場だけだと、「じゃあ学校は生徒の頑張り任せなのか」と思われるかもしれませんが、それは間違い。

先生方は勉強についてのアドバイスをしてくれますし、中には自学自習用のプリントをくれる方もいます。

自習スペースがあるところも数多く、勉強のサポートは整っているはずです。

 

やる気が起きないなら、逆にやってみるのも一つの手

勉強への意欲を保っている人は、この中高一貫校の立場に良い意味で考えを合わせています。

とにかく、自分の勉強の時間を設定して、自学自習をやってみる。

そうすると、それが日常の中に「当たり前のこと」として組み込まれるので、勉強のつらさは次第にやわらぎ、自然とモチベーションは下がらなくなる。

こうした好循環を生み出しています。

もちろん、学校の先生に相談もしますし、必要であれば自習スペースも使用する。

過去S村が見てきた中高一貫校生でやる気をキープしている人たちは、そうして日々を過ごしています。

 

今勉強のやる気が起きないという人は、一日5分からでも、漢字や単語を覚えることからでも、やってみてください。

無理に長い時間かけろ、とは言いません。まずは、苦にならない単位から始めてみましょう。

いつの間にか、勉強をしていることが、当たり前になっているはずです。

 

 

関連ブログ:「学習体力を考える」……「勉強、長続きしないなあ」、と思っているあなた送るアドバイス。

 

 

 

寒くなったり暖かくなったり。

体調管理も大変ですが、しっかり食べて、しっかり寝ましょうね!

 

 

 

㈱シニア 札幌家庭教師派遣センター 専任講師 S村