中高一貫校・私立中学生 家庭教師ブログ

学習意欲の保ち方 その③「時間を設定して厳守すべし」

(カテゴリ:教務部S村

閲覧ありがとうございます! 専任講師S村です。

 

S村が中間一貫校生に送るアドバイスシリーズ第二弾。

前々回(こちらから閲覧できます)は、

「勉強に対してモチベーションを保ち続け、自分の希望する大学に合格する人々は、①目標とする進路実現のために、自分ができるあらゆる手段での情報収集をしていて②勉強することを当たり前、生活の一部と捉えており③毎日の時間の割り当てが安定しているという話をさせていただきました。

そして前回(こちらからどうぞ!)は、

やる気が起きないなら、中高一貫校の『課題をこなすのは最低限のこと、自分で勉強するのは当たり前』という考え方に乗って、逆にやってみるのも一つの手だよということを述べました。

今回は上に書いた、③について記していこうと思います。

 

勉強をはかどらせるコツは「時間を設定すること」

突然ですが。

皆さんは、自分の勉強している様子を振り返ってみたことはありますか?

つい、だらだらと、なんとなしに勉強しがちになっていませんか?

勉強の際、だらだらとしてしまうと集中力もやる気も低下してしまうものです。

そのようにならないためにも、勉強時間を設定してみるのがおススメです。

自己学習をしっかり行っている人は、毎日のスケジュールを設定し、その通りに勉強している人が多いです。

 

設定した時間は厳守すべし

時間を設定して勉強しているけれども、どうしても学習意欲が高まらないし、成績も上がらないという人がいます。

そうした人に多いのが、決めた時間をオーバーして勉強している、あるいはその逆、決めた時間よりも短く勉強を切り上げているというパターンです。

キリが良いところで終わりたい、という気持ちはわかります。

しかし、ここで大事なのは「だらだらとしないこと」

時間を設定したならば、どんなにキリが悪くても、決められた時間を過ぎたらいったん勉強を切り上げる。

そうすることで一日の勉強にメリハリが生まれてきます。

 

時間を設定するメリット

勉強時間を設定し、それを守ることには大きなメリットが2つあります。

1つ目は、集中力を高められるということ。

決まった時間に学習をすると、時間を意識することにつながります。それが良い意味でのプレッシャーとなり、集中した状態で机に向かうことができます。人間の集中力にはある程度の限界はありますが、それでもこうして時間を決めた勉強で少しでもその力を高めることは可能です。

2つ目は、生活リズムが整うということ。

あらかじめスケジューリングされた日程で過ごすことで、寝る時間、勉強する時間、休憩する時間が自然と身に付き、一日のサイクルが出来上がります。これを繰り返していくことで、生活リズムが整っていきます。

 

スケジュールを立ててみよう

皆さんには、是非今日からでも、一日のスケジュールを立ててみてほしいと思います。

学校があるときのスケジュール、学校がお休みの時のスケジュールで、場合を分けて考えてみましょう。

何か紙やノートなどに書いて、見返すことができるようにしておくのが良いです。

注意する点は、慣れていないのに休憩なしで3時間勉強する、といった自分にとって無茶な日程を立てること。

今の実力や現実的な時間を考えてスケジューリングしてみてください。

最初は30分やって10分休憩、といった感じでも良いと思います。

その代わり、きちんと時間は守りましょう。

 

まとめ

さて、ここまで勉強に対してモチベーションを保ち続け、自分の希望する大学に合格する人々にスポットを当て、その共通点をもとに学習のアドバイスをしてきました。

もう一度、彼らの共通点を振り返ってみましょう。

 

①目標とする進路実現のために、自分ができるあらゆる手段での情報収集をしている

 

②勉強することを当たり前、生活の一部と捉えている

 

③毎日の時間の割り当てが安定している

 

皆さんへのアドバイスが、少しでも勉強へのモチベーションを保つ一助になればと思います。

 

 

 

いよいよ5月。

学生の皆さんに実りある月になりますように!

 

 

 

㈱シニア 札幌家庭教師派遣センター 専任講師 S村