(カテゴリ:専任・S村 )
閲覧ありがとうございます! 専任講師S村です。
第11回目は全体向けの内容となっています。
さて、皆さんは勉強の復習を、宿題以外でやっていますか?
確かに学校から出される宿題は、その日の内容を補う上で大切なもの。
しかし、今の学力を伸ばしたいのなら、「宿題以外の復習」ができなければいけません。
なぜならば、人は忘れる生き物だからです…。
エビングハウスの忘却曲線
記憶に関する有名なデータに、エビングハウスの忘却曲線というものがあります。
このデータによると、人間はあるものを覚えた時、その20分後には40%を忘れ、1日経つと約75%を忘れるようにできているそうです(もっとも、これは無関係なものを羅列的に覚えていった際のデータなので、実際はもっと緩やかでしょう)。
しかし、繰り返し、定期的に復習をすることによって、忘れる量を減らし、忘れゆくスピードを遅らせることが可能です。
ですから、復習の時間をキチンと自分で設けておくことが大切になります。
その日 翌日 一週間後
S村おススメの復習法は、「その日・翌日・一週間後作戦」です。
これはエビングハウスの忘却曲線に基づくもので、以下のようになっています。
①まず習ったその日に復習をする
②次に翌日に復習をする(短時間でも確実に時間を取って行う)
③一週間後に知識がついているか確認をする、というものです。
エビングハウスの忘却曲線では、復習をするたびに定着率が上がるという結果が示されており、大体3回復習をすれば定着率が8割ほどになるそうです。
30分ずつでもいいので、その日に習った内容の復習、翌日にまた復習、一週間後に確認を兼ねて復習という流れを自分の中で作ってみてください。
知識や計算方法などの定着が違うのが分かると思います。
ぜひ、お試しを!
㈱シニア 札幌家庭教師派遣センター 専任講師 S村