(カテゴリ:教務部S村 )
閲覧ありがとうございます! 専任講師のS村です。
各教科の成績アップのため、具体的にどのようなことをすればよいのかをアドバイスさせていただいているこのシリーズ。
今回の教科は、英語でございます!
努力がものをいう教科。成績を上げるコツは沢山あるのです。
それでは、アドバイススタートです!
英語はスモールステップがものをいう
英語の成績を上げるためには、一気にいろんなことをするのではなく、順序立てて学習していくことが大切です。
まず初めにするのは教科書の例文の音読と和訳。
次に英単語の確認。
最後にワークや問題集での演習。
これらのステップを踏むことで、授業の内容は頭に残りやすくなります。
また受験に向けては、コツコツと英単語と文法事項を繰り返し音読、まとめノートを作って確認し、問題集に取り掛かるという段階を経ることになります。
なぜ教科書の例文と本文が大事なのか
教科書を開くと、文法の例文と長文(本文)が載っています。定期テストでは例文と本文を少し変えた問題が出題されることが多いです。また、例文を理解していないと、本文を読んだとしても訳せないところが出てきてしまうため、基本である例文が重要になります。
ついついおろそかにしがちですが、この例文をノートに書き、肯定文や否定文などといった形に作り替えることだけでも、十分な文法練習になります。加えて、例文や本文を読む練習をしていると、それだけでリスニング対策にもつながります。ぜひやってみて下さい。
英単語を覚える方法
英単語を覚える方法として、自分で確認テストを作ってみる、という方法がおススメです。
例えば、5個の英単語を覚えたとして、その確認のために自分で単語テストを作って解いてみてください。こうすることで英単語を覚えるインプットの作業と、それを使って答えるアウトプットの作業が行われ、脳に定着しやすくなります。優先順位は太字になっている単語。ある程度覚えたらまとめのテストを作って、時間を設けてやってみましょう。
ワーク、問題集でアウトプットを
文法、単語ともに自信がついたら、ワークや問題集を使って問題に取り組みましょう。大事なのはあっているかどうかではなく、その問題をしっかり理解して解けたかどうか。解説を見るのも忘れずに!
長文問題はどうすればいいの?
初見の長文問題は、皆さんが知らないような、あるいはかなり勉強している人しか知らないような英単語がいくつか使われていることが当たり前のようにあります。その場合、つまづいた単語に気を取られるのではなく、次の文章の読解に時間をかけてしまいましょう。テスト段階で分からないものはしょうがありませんからね。
読むスピードについてですが、これはやはり演習量と比例します。普段から、例えば一日一題ずつ長文問題を解いておくなどして、問題に慣れておきましょう。
記述問題はどうすればいいの?
記述問題での最大のコツは、「自分が覚えている文法、単語を正確に使う」「問題の条件をよく見る」ことに尽きます。自分のうろ覚えの文法や単語を使うと、それだけで減点をもらってしまう可能性が高いです。正確に使える文法、正確に覚えている単語を使って文章を書くというのが鉄則だと思ってください。また、たまに設問の条件を無視してしまう人がいますが、そうなると減点どころか失点してしまうので注意して下さい。
まとめ
英語はスモールステップで。一気にやろうと思わずコツコツと積み上げていくことができるかどうかが問われる教科です。皆さんの健闘を祈っています。
㈱シニア 札幌家庭教師派遣センター 専任講師 S村